100円均一で売っている商品に一手間加えて、本格的で実用的なノベルティグッズや、販売できそうな物が作れないか検討してみようと思います。
今回は黒ボール紙でやってみようと思います。
購入場所、価格
購入日 2019年9月
販売店 Seria
メーカー 協和紙工株式会社
価格 100円+消費税8円=108円(増税前)
MADE IN JAPAN
A4サイズが4枚入っています。
パッケージ
ペーパークリップ
普通の画用紙よりも腰や強度もあり、ペーパークリップなど面白そうです。紙なので、そのままシュレッダーにかけられれば便利です。
CADとドローソフトでデータを作成します。
そして、レーザー加工機で当ホームページのURLをレーザー彫刻したのち、形をレーザーカットします。
出来上がりはこんな感じです。
見た目はなかなか良いと思います。
彫刻部分のアップです。
URLも見にくいですが綺麗に彫刻されています。
但し、でかいので邪魔ですが。
9㎝くらいあります。
カットし終わった時点で重大な欠点に気が付きましたが、とりあえず紙を挟んでみます。
一見うまい具合に挟めているようですが、紙1枚を保持することすらできませんでした。
相当強度があったので大丈夫だと思ったのですがダメでした。
検証結果
全体的には強度があるのですが、クリップ状にカットすると8㎜くらいの幅になってしまって強度不足です。
やはり、ファイバーペーパーなどを使用しないとクリップとしては使えません。
カット名刺
続いては、紙の腰を生かした名刺に挑戦してみようかと思います。
ドローソフトで91㎜×55㎜の大きさのデータを適当に作ります。
赤がカットする部分で、黒が彫刻する部分になります。
そして、レーザー加工機で彫刻とカットをします。
相変わらず彫刻部分は見にくいですが、なかなか良いのではないでしょうか。
100均研究所の文字をカットしようと試みたのですが、中が抜け落ちてしまう部分のサポートが研と所の所がうまくいかなかったので、すんなり諦めました。
違う角度から。
検証結果
名刺としては使えそうです。
あまり小さい文字はカットは出来ても中が抜け落ちる文字のサポートが困難なので、彫刻になってしまいます。
今後の課題は彫刻文字の部分を白インクで墨入れ出来ないかというところです。インクを塗る為にはマスキングテープを貼らないといけないのですが、あまりガッチリとマスキングテープを貼ると表面が負けてしまって剥がれてしまいます。逆に緩く貼ると滲んでしまいます。
昔はインクリボンで白色印刷が出来る家庭用のプリンターがあったのですが(名刺サイズはダメでしたが)、現在は家庭用としての白色印刷ができるプリンターは無いので、インクジェットで白色印刷対応で名刺サイズの印刷できるプリンターが発売されれば良いのですが。
UVプリンターが欲しい今日この頃です。
まとめ
小さく細くカットすると強度不足になるので、やはりカードなどが良さそうです。
ノベルティーよりも名刺が一番良いかもしれません。
ただし、安価なレーザーカッターでカットする場合は、黒限定になります。
周波数など細かいパラメーターが調整できない為、カット部の焦げが凄いです。
周囲はアルコールで拭きとるのは簡単ですが、アクセントでカットした細かい部分を拭き取るのは困難です。
白い紙にはススが付いてしまうかもしれません。
AliExpressなら送料込みで5万円台くらいから40WのCO2レーザーカッターを購入できます。英語でやり取りするようになるので若干敷居が高いですが、(英語の全くできないパパでも翻訳で大丈夫でした。)支払いも商品が到着したのを確認してからの支払いなので安心です。
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