潮干狩りシーズンも終わっているので潮干狩りセットはもう売っていない店舗も多いですが、まだ売っている店舗があったので購入して連休に潮干狩りに行ってきました。
いつも行く場所は整備された潮干狩り場ではないですが、秋でも色々な貝が採れるので面白いです。
2週間前にも同じ場所に潮干狩りに行ってきたのですが、現地の近くのダイソーで潮干狩りセットを買おうと思ったら既に売っていなくて普通のくま手を購入していったので、今回は家の近くのダイソーで潮干狩りセットを準備してからチャレンジしてきました。(2週間前の潮干狩りでの筋肉痛もやっと完治したので。)
購入場所、価格
潮干狩りセット
Clam Digging Set
購入日 2020年9月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.
価格 300円+消費税30円=330円
バーコード 4549131417395
300円雑貨 No.1
300 Yen Miscellaneous No.1
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
潮干狩りセットの内容は、くま手とスコップとあみ袋の3つが入っています。
まずはスコップです。
先端はスチール製で、持ち手はポリプロピレン製になっています。
スチール製なので海水で使用した場合は真水でよく洗わないと錆びてしまうと思われます。
というか、真水で洗ってよく水を切らなかったら先端が錆びました。
全体の長さは約26㎝です。
幅は約9㎝です。
大きさ的にも普通に100円で売っているスコップと同じです。
次はネットです。
材質はポリエステル製です。
紐で袋を閉じることができます。
貝を満タンにしてよく閉じないで横にして置いたら、かなり逃げられてしまったのでしっかり閉じましょう。
作りはなかなかしっかりした作りです。
長さは約29㎝で、
幅は約19㎝です。
少し小さめかな?
一瞬でシオフキ貝で満タンになりました。
最後はくま手です。
先端はスコップと同じスチール製で、持ち手が木製になっています。
帰ってきてから水洗い後に濡れたまま先端の保護キャップを付けていたら、保護キャップの部分だけ錆びました。
網が付いていて、掘った時に貝をキャッチできるようになっています。
いつも行っている場所は砂というよりは泥っぽく、泥が塊で掘れてしまうので網はあっても無くても変わらないような気がします。
今まで網無しのくま手しか使ったことがないのですが、さほど網の必要性は感じませんでした。
勿論、完全な砂地の潮干狩り場ではあったほうが良いと思います。
網の隙間は約2㎝です。
くま手の幅は約13㎝になっていました。
他に必要で重要なのがサンダルです。
いつも行く場所は泥っぽいので、普通のビーチサンダルでは一発で脱げてしまいます。
しかも、泥にハマると100均の普通のビーチサンダルでは鼻緒がすっぽ抜けます。
必ずマジックテープなどでしっかりと足にフィットさせられて脱げないサンダルを選びましょう。
もしなければ、いらないスニーカーなどを持っていきましょう。
いつも行く場所は何者かが不法投棄していった牡蠣の殻が山になっているので、もし歩いていてサンダルがズレてしまうと怪我をします。
これはダイソーのチビッ子用の300円のサンダルです。
夏場に買おうと思っていて忘れてしまい、既にシーズンオフなので売っていなくて、近所の靴屋さんで買おうかと思ったらたまたま行った先のダイソーで見つけました。
3ヶ所のマジックテープでしっかりと足に固定させられます。
18㎝なので、うちのチビッ子には大きくてマジックテープがギリギリでした。
大人用もあったのですが、パパ用のサンダルは数年前に靴屋さんで似たようなのを1桁違う値段で買ったのがあるので、大人用のサンダルの値段は見ていませんでしたが、確か27㎝と24.5㎝のサイズが共に500円だったと思います。(間違えていたらごめんなさい。)
この300円のチビッ子用サンダルの欠点は、濡れたタイルなどの上は滑りやすいところかな。
何だかんだでチビッ子の一番のお気に入りは、前回の潮干狩りの時に購入したおもちゃの手押し車(ダイソー 100円)のようです。
これに蟹やらヤドカリを乗せて、貝そっちのけでずっと遊んでいました。
これがあれば、彼はくま手はいらないそうです。(貝掘る気は全くねーな。)
マテ貝狙いなら、ドレッシング入れと塩も持っていくと良いです。
塩はサラサラの塩でないとすぐに詰まります。
今回は2~3㎝くらいのマテ貝しか採れなかったので全てリリースしてきましたが、前回は1キロ以上離れたコインパーキングの車に塩を置き忘れて取りに行くのが面倒だったのでマテ貝は諦めて、それでもアサリを掘っていて出てきたマテ貝も、パパのは全て2~3㎝くらいのリリースサイズしか採れなかったのに、潮干狩りを放棄して泥遊びに専念していたチビッ子が、10㎝くらいのマテ貝を塩も使わずに素手で普通に捕獲していました。(巨大アサリまでも。)
いつも行く場所は潮干狩り場ではないので、トイレ、水道、駐車場が無いので、水や非常用に簡易トイレとテントなどを持っていきます。
コインパーキングまでも1キロ以上あるので、車に乗せられれば自転車も。
路駐している人もいますが、狭い道にダンプなども通るので絶対やめましょう。
水は、いつもこの手動式シャワーに家で予め水を入れて持っていきます。
水を入れて横にすると漏れるので、車で持っていく時は立てて縛っておきます。
そして、忘れてはいけないのが漁業権です。
場所は言いませんが、いつも行く場所はどこかの国の人に牡蠣の殻が大量に不法投棄されている場所で有名な場所なので、知っている人は知っている場所だと思いますが、そこには貝の漁業権の設定が無いのも有名です。
しかし、この場所では漁業権は無くても2.7㎝以下のアサリを採ってはいけないのを知っている方は少ないのではないでしょうか?
うちではアクリルをレーザーカットして自分で適当に作った、その名も「(仮称)アサリ定規 4㎝ハマグリ対応」を持っていきます。
もし、東京都で潮干狩りをする場合は、東京都漁業調整規則第36条により4㎝以下のハマグリも採捕してはいけないので、念の為にハマグリも対応しておきました。(東京都内だと葛西臨海公園くらいしか思いつかないけど。)
東京都漁業調整規則第36条で他の貝に、トコブシやアワビ、ヒロセガイやサザエやシャコガイなどにも採捕してはいけない大きさが定められていますが、都内でそんなのは見たこと無いので、もし奇跡的に見つけてしまった場合は、普通のメジャーで測定することにします。
何故か段ボール山盛りにストックしてある3㎜の白色の半透明のアクリルの端材を、どこのご家庭にもあるCO2レーザーカッターでカードサイズにレーザーカットして、文字も水で簡単には消えないようにレーザー彫刻してアクリル絵の具で墨入れしてあります。
アサリ用2.7㎜の穴から落ちるアサリは全てリリースになります。
4㎝以下のハマグリもリリースしています。
チビッ子はほとんど泥遊びでママは下のチビの子守りの為、まともに潮干狩りをしたのはパパ1人のみだったのですが、小さめのシオフキ貝はバケツ1杯分ほどリリースして、それでもバケツ1杯分の貝が採れました。(それでもほぼシオフキ貝。)
勿論、チビッ子が捕獲した大量の小さい蟹とヤドカリもリリースしてきました。
シオフキ貝は通常のアサリ等の砂抜き方法ではほとんど砂抜きができないので、先に茹でてから砂を洗い落とすのですが、今回は帰ってきたのが遅くてなってしまってシオフキ貝を茹でるのが面倒だったので、次の日に茹でることにしました。
その場合はどこのご家庭でも3~4台くらいは余っている熱帯魚用のろ過(海水対応)とブクブクを入れておくと、クーラーボックスに貝を大量に入れておいても1晩くらいは余裕で大丈夫です。
あ、持ち歩く時に発泡スチロールのクーラーボックスはやめといたほうが良いです。
水と貝の重さで持ち手の紐の付いている部分が破損して落とし、貝と水をぶちまけました。
シオフキ貝以外に採れた貝は、ハマグリと
アサリと、
何故か泥遊びをしていたチビッ子が偶然発見したパパのおつまみ用アカニシ貝と、
カガミ貝と、
ホンビノスっぽいけど厚みが薄いので同じくカガミ貝?
今回はホンビノスを発見できなかったので、チビッ子が拾ったホンビノスの貝殻です。
シオフキ貝は処理の仕方を熟知している上級者以外は、大量にいても基本的には持ち帰らないのが基本ですが、パパのような初心者がアサリやマテ貝が不発で手ぶらで帰れない場合や、間違えて持ち帰ってしまった場合の処理方法をそっとお教えしておきます。
まずはバケツなどに入れて泥汚れをよーーーーく水道水で洗い流します。
通常の砂抜きはではほぼ砂が抜けないので、この時点で砂抜きはしなくても良いです。
良く洗ったシオフキ貝を寸胴に入れて、浸る位の水を入れて火にかけます。
貝が開くまで茹でます。
煮汁はかなり良い出汁が出ているので、処理の終わった貝の中身と合わせて炊き込みご飯に使ったり、ラーメンのスープに使ったり、ポトフの出汁などに使っても味に深みが出て美味しくなるので捨てるともったいないです。
底の部分には砂があるので、底のほうは捨ててください。
料理に使う場合は、煮汁に塩気があるので塩を少なめに。
ここからが地道な作業になりますが、冷ました茹でシオフキ貝の身を1個ずつ取り出します。
貝柱はあまりくっ付いていないので簡単に身を取り出せますが、毎回調子に乗って大量に持って帰ってしまうので大変です。
バケツ1杯くらいのシオフキ貝でも、中身だけだとこれくらいです。
殻はチビッ子が必ず欲しいと言い出すので、チビッ子が寝ている間に見つからないように処分します。
そうしないと、家が貝塚になってしまうので。
取り出した中身は、ザルに入れて水を入れたボールの中で洗います。
手でグルグル回すようにして、なるべく身を潰さないにしないように洗います。
あまり力を入れてかき混ぜると味まで出ていってしまいます。
ザルごと出して、ボールに砂が残らなくなるまで5回くらいは洗います。
それでも貝の味は薄くなってしまうので、煮汁と一緒に炊き込みご飯やパスタにして食べると美味しいです。
時間があれば佃煮や燻製なども良いです。
余った場合は、冷凍保存しておきます。
ハッキリ言ってしまうと、煮汁のほうが美味しいです。
今回はシオフキ貝以外の貝があまり採れなかったので、アサリとハマグリとカガミ貝とアカニシ貝はまとめて酒蒸しにしました。
しかし、パパのおつまみとして楽しみにしていたアカニシ貝を含む、ほぼ全ての酒蒸しの貝はチビッ子にあっという間に食べられてしまい、パパに残されていたのはアサリ1つと汁のみでした…
ちなみに、今回の中で一番美味しかったのは酒蒸しの汁でした。
まとめ
良く考えてみたらセットで300円で、くま手はセリアで同じように網の付いたくま手が100円で売っていたので、くま手が100円でスコップも100円でネット100円ってことかな?
あのネットが100円分なのはちょっと割高な気がします。
ネットが何かで代用できれば、スコップとくま手を普通に単品で購入したほうが良いかも。
おすすめ度
マジで牡蠣の殻の不法投棄をやめて!!危険なうえに違法です。
コメント