キャンドゥに続いてセリアからも、ソロキャンプで話題のミニ鉄板が販売されました。
なかなか入手できなかったのですが、ようやくゲット!
セリアのミニ鉄板にはキャンドゥのミニ鉄板のようにリフターは付属していませんが、その代わりに鉄板の厚みが2.5㎜と厚くなっています。
鉄板の厚みが厚いほうが肉を美味しく焼けるらしいので試してみましょう。
セリアでミニ鉄板が発売されているのを知らなかったのですが、1ヵ月くらい前から検索ワードでキャンドゥのミニ鉄板の記事にセリアのミニ鉄板で来ている方がいらっしゃったので、調べてみて初めて知りました。
品薄で数件セリアを見たのですが全く無く、週2回くらい買い物に行く近所のスーパーの隣の小型店のセリアに突然入荷していました。(前日ママが見た時は無かったそうです。)
ちょこちょこ見に行くのが良さそうです。
購入場所、価格
ミニ鉄板
MINI IRON PLATE
購入日 2021年2月
販売店 Seria
発売元 エコー商事株式会社
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4571196318935
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
パッケージの裏には、「本製品は、株式会社セリアとエコー商事株式会社が共同企画したものです。」と記載されているので、セリア以外では入手できないものと思われます。
キャンドゥのミニ鉄板の発売元はエコー金属株式会社となっていて、セリアのミニ鉄板の発売元はエコー商事株式会社になっていますが、住所と電話番号は両方共同じです。
そして、まず持った瞬間ずっしりと重いです。
晩飯の買い物のついでに先にセリアを見たら発見してしまったので、他の商品と一緒にミニ鉄板を知人のプレゼント用を含めて3枚も購入したら、その後スーパーで買い物するのに重くて邪魔でした。
パッケージですが、実は最初から切れ目が入っているので、ジッパーを開けば中身を出せます。
危うくカットするところでした。
しっかりしたパッケージなので、ミニ鉄板の使用後には油を塗って新聞紙などに包んで、このパッケージに収納しておくことができます。
キャンドゥのミニ鉄板と同じメーカーで似たようなパッケージだったので、まさかと思って2枚購入して結局1枚しか使わなかったキャンドゥのミニ鉄板の未開封のパッケージを見てみると、やはり切り目が入っていてカットしなくても取り出せました。
知らずに普通にパッケージを切ってしまった…
もしかして、知らなかったのはパパだけ?
中身はキャンドゥのミニ鉄板と同じく真空パックされています。
しかし、セリアのミニ鉄板にはリフターは付属していないので、真空パックされているのは鉄板本体だけです。
真空パックから中身を出してみました。
見た目はリフターを入れる穴が片側しかないだけで、キャンドゥのミニ鉄板とあまり変わりません。
裏側も平らで、置いた時にガタツキなどもありません。
リフターを入れる穴は、キャンドゥのミニ鉄板より少し大きいです。
ヤスリがけしてあるようで、バリなどはありませんでした。
縁もヤスリがけされていて、バリ取りなどせずにそのまま使用しても問題なさそうです。
キャンドゥのミニ鉄板と並べてみました。
左がセリアのミニ鉄板で、右がキャンドゥのミニ鉄板になります。
キャンドゥのミニ鉄板は使用して油を塗ってあるので黒っぽくなっています。
両方共大きさはほとんど同じくらいです。
しかし、決定的に違うのが厚みです。
左がキャンドゥのミニ鉄板で、右がセリアのミニ鉄板です。
キャンドゥのミニ鉄板は厚みが記載されていませんでしたが実測で約1.7㎜くらいでした。
それに対し、セリアのミニ鉄板はパッケージによると2.5㎜と0.8㎜も厚いです。
鉄板で0.8㎜違うとかなりの違いです。
実際持ってみても重さが全然違います。
高さは厚みの分くらいセリアのミニ鉄板のほうが高くなっています。
大きさがほとんど同じなので、キャンドゥのミニ鉄板とセリアのミニ鉄板を重ねることができます。
実測でも厚みは約2.5㎜と記載通りの厚みでした。
長辺寸法は約12.9㎝、
短辺寸法は約8.45㎝と、記載されている寸法より少し小さいので折り曲げる前の板の寸法かもしれません。
高さは約5㎜くらいでした。
気になる重さですが、何と212g!
キャンドゥのミニ鉄板は130gなので、82gもセリアのミニ鉄板のほうが重いです。
表面も平滑なので、使用後の油も塗りやすそうです。
リフターは付いていないので、もんじゃ焼き用のヘラなどを別途用意しないといけません。
しかし、ここの家のもんじゃ焼き用のヘラはホットプレートを傷めないように樹脂製のヘラしかないので、キャンドゥのミニ鉄板のリフターを使うことにします。
問題なく使えそうです。
これまた小さくても立派な鉄板なので、買ってきてそのまま使用する事はできません。
錆止めなどを焼き飛ばし、スキレット等のように油を馴染ませるシーズニングという作業が使用前に必要です。
使用後も油を塗っておかないと錆びます。
まずは洗剤で洗います。
洗ったらサラダ油などの食用油をキッチンペーパーなどで全体にまんべんなく軽く塗ります。
よく洗ったはずですが、油を塗ったキッチンペーパーは黒くなります。
が、毎度のことなので気にしません。
小さいので今回もシングルバーナーを使います。
そのままでは乗らないので、網が必要です。
網の上に鉄板をセットしたら点火。
キャンドゥのミニ鉄板はすぐに色が変わりましたが、セリアのミニ鉄板は分厚いのでなかなか変化してきません。
3分くらいでやっと変色しだしました。
6分くらいで青色の部分が出てきました。
8分くらいで全体的に青色になってきました。
9分くらいでやっと鉄板の地が見え始めました。
14分くらいで中央部分が焼けました。
シングルバーナーは中央部分に熱が集中してしまうので、ずらしながら端まで空焼きします。
※鉄板は高温になっているので、動かす時は必ずリフターなどを使用して、絶対に直接鉄板に手を触れないでください。
革手袋が焦げるくらいなので、軍手レベルじゃ火傷します。
26分で1回目の空焼きが終了。
何だかんだでキャンドゥのミニ鉄板の倍近い時間が掛かりました。
表面は元の色に戻った感じですが、錆止めなどは取れているはず。
裏側はこんな感じ。
(よく冷ましてから触れてください。)
よく冷ましたらまたサラダ油をキッチンペーパーなどで全体的に塗ります。
表も裏も両面塗ってください。
油を塗ったらもう一回空焼きします。
全体が白くなるまでリフターなどで鉄板をずらしながら焼きます。
ちょっとムラができていますが、時間の関係で二回目の空焼き完了。
キャンドゥのミニ鉄板でも二回の空焼きで止めておきましたが、特に鉄臭さなどはしなかったのでこれで使用します。
気になる方はもう一回空焼きをしても良いかもしれません。
最後にサラダ油を塗って(裏側もね。)シーズニング完了!
鉄板ぽくなりました。
キャンドゥのミニ鉄板と大きさはほとんど同じなので大丈夫だと思いますが、念の為に実際にキャンプで使用するパターンを試してみます。
まずは安物アルコールバーナー。
完全に乗っかりませんがOKだと思います。
五徳に半分以上は掛かっています。
次に安物固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)です。
全く問題なし。
安定しています。
固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)を半分畳んだ場合。
ちょっとバランス悪いかも。
でも、重さがあるのでよほどのことがない限り落ちることは無さそう。
次はダイソーの燃料用五徳。(コンパクトなヤツね。)
ピッタリで良いんじゃないの?
これが一番安定しているかも。
おしいのは燃料用五徳にアルコールバーナーがギリなところかな。
1個パンパンに膨らんできた固形燃料が余っているから、それで使うか。
次に同じくダイソーの普通サイズのアルコールバーナー五徳の大きく使うバージョンです。
かなりはみ出すけど普通に使えそうです。
小さく使うバージョン。
はみ出すことははみ出して邪魔だけど、これもOK!
最後はセリアのクッカースタンド。
こちらもダイソーのアルコールバーナー五徳の大きく使うバージョンとさほど変わらないので問題なし。
キャンドゥのミニ鉄板とあまりサイズが違わないので、どちらにしてもダイソーの500円メスティンには入りま…!?
あれっ?
斜めに微妙に収まるか?
おしいな。
もう5㎜くらいで斜めに収まりそうでした。
キャンドゥのミニ鉄板は全くダメだったのに何故だ?
なるほど、そういう事か。
キャンドゥのミニ鉄板とセリアのミニ鉄板を重ねると一目瞭然。
上のセリアのミニ鉄板は角が斜めになっているので、その分が入りそうになっていた訳か。
若干短いし。
メスティンの蓋は少し浮くけど、これはこれでギリギリありかな?
折角なので何か焼きましょう。
今回は脂の多い肉を胃が拒絶し始めてきたパパの独断と偏見で、オーストラリア産アンガス黒牛(割引シール有り)のヒレステーキに決定いたしました。
味付けは肉の味をシンプルに味わう為に、付属のヒマラヤピンク岩塩のみです。
今回も撮影の都合で室内のテーブルでの作業になります。
なので、シーズニングの時に使用してまだ片付けていないシングルバーナーで焼きます。
ミニ鉄板が分厚いので、キャンドゥのミニ鉄板の時より少し強火にして加熱してみます。
前回のキャンドゥのミニ鉄板でサーロインステーキを焼いて油が飛びまくって大惨事になったので、ヒレ肉で脂は少ないですが念の為に風よけ準備します。
今回は少し強火で焼くので、ダイソーの500円アルミ風よけ(コンロ用)をセット。
まだ初回で油が鉄板に馴染んでいないので、牛脂を塗って・・・てっ!!!
ミニ鉄板が超高温になっている為、一瞬で牛脂が溶けて更に鉄板が傾いていたので溶けた脂が溢れ出してテーブルが大変なことになっているではないですか!!
慌ててテーブルにこぼれた油をふき取り、気を取り直して肉を焼きます。
緊張の一瞬です。
あ、トングも勿論ダイソーの100円トングです。
肉自体の脂はほとんど無いですが、溶けた牛脂の脂がやはり飛び散ります。
風よけ(油よけとして使用)あって良かったぜい!
これは凄い、あっという間に一瞬で表面が焼けました。
裏面も表面を焼いて、
ヒレステーキがレアで完成。
高温で一気に表面を焼いたので、肉から汁が一切出ませんでした。
いざ試食。
これだこれ、美味いねーーっ!
肉を食べてるぞって感じ。
そう、脂を食べたいのではなく肉を食べたかったのです。
しかも、表面を高温で一気に焼いたので肉汁が閉じ込められ、肉本来の味が思う存分楽しめます。
中はレアなので噛まないで良いくらい軟らかいです。
歯ごたえのある肉も好きですが、こういう余計な脂のない肉の美味しさを感じられる肉が食べたかった!!
軟らか過ぎて、ダイソーのステーキナイフでの崩れてしまうくらいでした。
まとめ
その後、チビッ子達用に更によく焼いて食べさせましたが、やはり余計な水分が一切出なかったのでホットプレートで焼くより格段に美味しく焼けました。
前回のキャンドゥのミニ鉄板と焼いた肉の部位と火力が少しが違いますが、鉄板の厚みが厚いからなのか表面の焼ける速度は明らかにセリアの鉄板のほうが早いです。
リフターが付属されないのと重さが重いのと熱くなるのに時間がかかるのが欠点ですが、美味しく肉が焼けるのは間違いなさそうです。
鉄板やスキレット等は使い込んでいくと油が馴染んで良くなっていくので、普段使いにしようかな。
ちょっと小さいけど。
相変わらずフリマサイトなどでぼったくり値段で販売されているようですが、間違っても転売屋から購入しないように。
ちょこちょこセリアを見ると、小型店でも普通に販売されていましたよ。
おすすめ度キャンドゥの鉄板とセットで持っていても良いかも。
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