マスクが品薄な為、前回はペーパータオルで簡易マスクを作ってみたのですが、DAISOでマスクに使えそうな不織布を見つけたので、ぱっと見は市販品のようなマスクを作ってみます。
溶接に使う工具も100均のハンディーシーラーを使って溶接します。
今回使用する不織布は、今のところDAISOに在庫が十分にありました。
注意事項
※今回使用する不織布は食品衛生法に準じているものではない為、当ホームページでは実験として作っています。もし真似をされる方は十分に洗浄や殺菌消毒を行い、自己責任でお願いします。
本来の使用用途ではないので、メーカーの保証なども無くなりますのでご了承ください。
使用する物
使用する不織布はこちら。
DAISOの衣類・小物 収納袋 3枚入り
MULTIPURPOSE STORAGE BAG
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4979909954263
収納 No.350
Storage No.350
大きさは約54㎝×70㎝の袋状になっているものが3枚折りたたまれて入っています。
食品衛生法に準じている商品で作りたい方は、100均ではないですがこちらでチャレンジしてみてください。
※今回のやり方で溶接できるかは不明です。
溶接に使用するハンディーシーラーは同じくDAISOのイージーシーラーです。
イージーシーラー
Easysealer
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4549131261929
便利グッズE1 2
Convenient Goods E1 2
前回も使用した平ゴム7㎜です。
平ゴム 白 8コール 7㎜
ELASTIC BRAIDS
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4549131086409
縫製・ゴム No.68
Sewing-Elastic No.68
詳細は不明ですが、100均のマスキングテープです。
これもまた前回の余りのノーズワイヤーの代わりのDAISOのビニールひもです。
ビニールひも 300本 長さ15㎝
Vinyl Cord with Gardening Wire
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4984343155565
A 園芸 No.5
A Gardening No.5
作り方
まず不織布ですが、1枚では薄すぎるので袋状になっているのでそのまま2枚重ねて使用します。
端の部分は後で溶接する時にくっ付かないので使用しません。
2枚重なったまま、縦約22㎝×横約20㎝でカットします。
不織布の袋1枚で6枚の大きさが取れるので、3枚入り×6枚で18枚のマスクが作れます。
ここで早速イージーシーラーの出番です。
単三アルカリ乾電池2本で駆動するので、乾電池を用意します。
充電の電池やマンガン電池では、すぐに電池が無くなってしまったり溶接できなかったりしたので、アルカリ乾電池を使用したほうが無難です。
電熱線の抵抗値を調べたら1.6Ωくらいと、ほぼショートいているような値だったので、かなりの電流が必要なようです。
電池は同じくDAISOの5本入りで税別100円の単三形(AA)アルカリ乾電池を使用します。
電池の向きに注意してセットします。
安全カバーがあるので、ロックを解除します。
回転させるだけですが。
カットした2枚重なっている不織布がバラバラにならないようにイージーシーラーで溶接します。
ホッチキスのように挟むと、電熱線の部分が熱くなってポリプロピレンの不織布を溶かしてくっ付けます。
2重の部分は3~4秒くらい押し当てて、穴だけ開いてくっ付かない場合は挟んだまま少し横にスライドさせます。
秒数は電池の状況でも変化するので、不織布のハギレで試してください。
4つの角をとりあえずバラけないように止めておきます。
電池の消耗が激しいので、大量に作る場合は他の方法を考えたほうが良いかもしれません。
100Vのコンセントで使える半田ごてタイプのシーラーとかは使えるかな?
コントローラーと一緒に持っている方は試してみてください。
約22㎝にカットした方を半分に折って折り目を付けます。
折った部分の端を両方共止めます。
前回も使用した、幅11㎜くらいのDAISOの定規を折り目に合わせて、
合わせた反対側を折り曲げます。
折り曲げたらイージーシーラーで止めます。
止めた部分の下の折り目に定規を合わせて、
反対側を折り曲げます。
また折り曲げた部分をイージーシーラーで止めて、
定規を端に合わせます。
また反対側を折り曲げ、
イージーシーラーで止めます。
蛇腹が2段できたら、上下を入れ替えて裏表を逆にします。
裏返したら最初に折った真ん中の折り目に定規を合わせ、
反対側を折り曲げます。
折り曲げた部分をイージーシーラーで固定します。
定規を端に合わせて、
反対側を折り曲げて固定します。
これで蛇腹部分ができました。
3段の蛇腹になっています。
説明の仕方が下手ですいません。
要は、紙で折るとこんな感じになっています。
下の部分の処理です。
切りっぱなしでも良いのですが、格好が悪いので折って固定します。
定規を端に合わせて、
折ったらマスキングテープで仮に固定します。
そして、マスキングテープの貼っていない部分をイージーシーラーで固定します。
やはり、3~4秒挟んで少し横にスライドさせて5ヶ所くらい溶接します。
固定できたらマスキングテープは剥がします。
上の部分はノーズワイヤーが入るのですが、ビニールひもが緑色で透けてしまうので、2回折っていきます。
定規を包むように2回折ります。
またマスキングテープで仮止めし、
イージーシーラーで5ヶ所くらい溶接します。
最後に横のゴムの入る部分を作ります。
また平ゴムを30㎝くらいに2本カットします。
ゴムを包むように折ってマステで仮止めします。
ここが一番難しかったところですが、イージーシーラーで固定する時に蛇腹に折ってある部分が厚みもあって加減が難しいです。
6~7秒くらい挟んで、少し横にスライドさせます。
その時に折ってある部分がズレてしまうので、ちょっとコツが必要になります。
反対側の横をやる前に、上の部分にワイヤーを入れます。
緑色が透けてしまうので、裏側の一番上の入れておきます。
上にワイヤーを入れたら、横にゴムを入れてマステで仮止めします。
そして、イージーシーラーで固定してマステを剥がします。
ゴムを両方結んだら、
マスクの中に入れて、結び目が見えないようにします。
完成。
裏側は穴だらけですが、見えなくなるので良しとします。
表が側から見ると、穴はそんなに目立ちません。
勿論、ノーズワイヤーもちゃんと機能しています。
ネットでは布マスク作成キットというのも販売されているようです。
まとめ
両面テープにしなかったのは、不織布自体が食品衛生法に準していないので洗浄できるように溶接にしました。
装着した感じは、息苦しさなどは全くなく、呼吸は付けていないような感じでできます。
その為、マスクとしての機能は2枚重ねでは弱いかもしれません。
かなり透けてしまうので、3重4重くらいにしたほうが良いかもしれません。
不織布が弾力があって折り目が付きにくいので、耐熱温度に注意してアイロンで折り目を付ければ、一回一回マスキングテープで固定しなくても大丈夫かもしれません。(未確認。)
イージーシーラーは1分間使用したら5分間以上休ませてくださいとのこと。
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