ダイソーに500円コーヒーミルとは別に、カップ2個とドリッパーが付いて税別1000円のアウトドア用コーヒーミルが新登場しました。
本体の主な材質が樹脂製なので軽くて割れにくく、コーヒーミルとドリッパーとカップがまとめてコンパクトに収納できるのでキャンプなどで便利です。
ハンドルも折りたたみ式で500円コーヒーミルより長いので、コーヒー豆を挽く速度もかなり早いです。(500円コーヒーミルが遅すぎ?)
キャンドゥからも税別500円でコーヒーミルが販売されています。
購入場所、価格
アウトドア コーヒーメーカー カップセット
OUTDOOR COFFEE MAKER CUP SET
購入日 2021年4月
販売店 DAISO
メーカー サイバートレーディング株式会社
CYBER TRADING CO., LTD.
価格 1000円+消費税100円=1100円
バーコード 4573150333015
UC10-UDCP
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ側面1
パッケージ側面2
レビュー
値段は前回のコーヒーミルの倍の値段の税込み1100円と、ダイソーでは高額な部類になります。
100円ではありません。
アウトドアにピッタリの理由は、カップが2個と手動式コーヒーミルとドリッパーがセットになっていて持ち運びに便利だからです。
本体も樹脂製なので、キャンプグッズ入れにガチャガチャに入れて置いてもガラスと違って割れにくくて安全です。
本体を見ていきます。
この連なったカップ2個の中にコーヒーミルとドリッパーが収まっているようです。
バラバラにしてみました。
コーヒーミルのハンドルが3段階になっているので、コンパクトに収納できるようになっていました。
こちらはカップ2個です。
品質表示を見ると、PP樹脂とABS樹脂となっていました。
容量を確かめる為、ギリギリ近くまで水を入れてみます。
およそ200ccの量が入るようです。
次にドリッパーを見てみます。
ドリッパーの先端は細かな穴が開いたステンレス板なので、ペーパーフィルターが無くても良さそうな感じです。
ドリッパーには2つの部品が付いていて、それの部品を起こすと、
カップに乗せられるようになっているようです。
このカップピッタリに作られているので、横にズレることもないです。
最後はコーヒーミルです。
購入時は折りたたんであるハンドルにゴムが巻いてあるので取り外して使います。
ハンドルは3段階になっているので、展開すると思ったよりも長いです。
展開時のハンドルの長さは約13㎝です。
刃の構造などは500円コーヒーミルと似たような見た目です。
500円コーヒーミルと違って、コーヒー豆の挽く細かさの調整ダイヤルが中に付いているので、挽き始めてしまうと加減を見ながら調整することが面倒くさそう。
まあ、いつも細かく挽くので一度決めたら動かしませんが。
豆によって細かさを変える人は要注意です。
しかも、クリック感も無く全閉かダイヤルが外れるまで回ってしまいます。
注意点ですが、ハンドルの付け根のここを不用意に回してしまうと…
刃のユニットがビョーンとどこかに飛んでいって、10分くらい悩むことになるので注意してください。マジで。
ネジの掛かりも少ないので、少し回しただけで飛んでいきます。
カップは中にドリッパーとコーヒーミルを入れたままねじ込んで収納するので、バラバラになることもなく持ち歩くことができます。
収納時の寸法は長さが約155㎜、
直径は持ち手を除く部分が約75㎜で、
持ち手を含めた長さが約105㎜になっていました。
実際にコーヒーを入れてみます。
とりあえずコーヒー豆は細かめに挽きたいので、調整ダイヤルを全閉から少し回して刃の隙間はこれくらいにしておきますか。
そして、ドリッパーをコーヒーミルに差し込み、
カップに装着。
豆はいつもの業務スーパーのラグジュアリッチコーヒー400gを使用します。
何故これかというと、苦みとコクが強めで安いから。
500円コーヒーミルと違い、間違いやすい逆回しの蓋なども無く、ハンドル以外に遮るものもないので豆は入れやすくなっています。
500円コーヒーミルは豆を入れる時に必ず1~2粒落ちました。
ハンドルをグルグル回してコーヒー豆を挽きます。
あ、500円コーヒーミルより全然早く挽ける!
体感で3倍くらい早く感じます。
モビルスーツに例えると500円コーヒーミルが量産型で、このコーヒーミルは赤いヤツくらいの速度です。
が、問題発生。
蓋が無いので豆が少し飛び散ります。
その後も何度か試してみたのですが、豆を入れる量に関係なく挽き終わり間近になると必ず破片が飛ぶようです。
室内でやる場合は気を付けましょう。
もしかして、飛び散るからアウトドア用?
そんなこんなで豆が挽き終わりました。
ドリッパーの横の部品を起こしてカップに乗せます。
あとはいつも通りにお湯を注ぐだけ。
結局、このドリップケトルが一番大荷物になります。
でも、このドリップケトルはシングルバーナーでもIHでも使えて、お湯も注ぎやすいので必ず持っていきます。
やはり、コーヒーは挽きたてが一番。
しかし、またまた問題が発生。
ペーパーフィルターがないので後処理が面倒。
ドリッパーの中の入れ終わった豆のカスをゴミ袋に捨てて、そのまま流しで洗ったら捨てきれていないカスが流しの排水口の網に大量に溜まってしまった。
これはキャンプ場の洗い場ではとても洗えない。
しかも、飲み終わったカップの底を見ると、粉末状のコーヒー豆が堆積しているではないか!
やはり、ペーパーフィルター無しでの使用はちょっと難しいかな。
ペーパーフィルターを使って試してみます。
ダイソーの90枚入で税別100円のペーパーフィルターです。
セリアのペーパーフィルターはタブのような突起が付いていて開きやすいのですが、ダイソーのペーパーフィルターには付いていないので少々開きにくいです。
1~2杯分の一番小さいペーパーフィルターですが、それでもこのドリッパーには大きすぎるので無理やり突っ込みます。
そのままコーヒーミルに差し込んでカップにセット。
普通に豆を挽くことができました。
お湯を注ぎ、
ペーパーフィルターごと処分すれば、
ドリッパーにカスが残らないので、軽い水洗いだけで大丈夫。
キャンプ場の洗い場にカスを流してしまうこともありません。
飲み終わったコーヒーカップにも粉末状のコーヒー豆のカスは残りませんでした。
500円コーヒーミルと比較してみます。
500円コーヒーミルは本体の半分がガラス製なので落としたりすると割れる危険性がありました。
左が500円コーヒーミルで、右が今回のアウトドア用コーヒーメーカーです。
500円コーヒーミルはハンドルが短くても弱い力で回すことができますが、かなりゴリゴリ回さないと挽けません。
粗さの調整ダイヤルは外側なのでやりやすいですが、
コーヒー豆が入れにくくて、必ず1~2粒はこぼれてしまいます。
あれ?
刃の大きさは今回のとあまり変わらないのに、短いハンドルで何で軽く回せるんだ?
軸に刃のユニットは直結しているのに。
よく観察してみると、なーるほど納得。
ハンドルを3回ちょっと回すと刃が1周します。
蓋にハンドルが付いているのですが、軸に差し込む白い樹脂のパーツの中にギアが入っているようで、刃の回転を1/3くらいにしてハンドルが短くても軽く回るようにしてありました。
だから500円コーヒーミルは、3倍以上回さないといけないから時間がかかっていたのか…(1年以上前に購入した物なのに、今ごろ気付いた。)
まとめ
500円コーヒーミルに比べると回す回数は1/3くらいで良いので、家で普通にコーヒーミルとして使おうかと思ったのですが、蓋が無くて必ず最後に豆の破片が少し飛び散るので、部屋で使用するのは避けたほうが良いです。
カップ2個とドリッパーとコーヒーミルがコンパクトにまとめられて、本体も樹脂製なのでアウトドア用には最適だと思います。
後処理を考えると、ペーパーフィルターは必須。
こんな状況なので、ゴールデンウィークはまた家キャンプかな…
おすすめ度
蓋があったらパーフェクト。
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