倉庫からまた新しい砥石が発見されたので、セリアの穴あき包丁をガッツリ研いでいきたいと思います。
トマトを薄くスライスできるようになるのでしょうか?
釣りをするので、包丁くらいは砥石を使って研ぎます。あまり上手ではないですが。
ここの家は、色々な場所から砥石が発掘されます。(20年近く前に他界した父のものと思われます。)しかし、鑑定の番組で出てくるようなお宝ではないものばかりです。ついこの間も玄関のドアを閉まらないように挟んでいたレンガが、よく見たら砥石だったという事件が発生したばかりです。今度は工具などの入れてある倉庫から20年ぶりくらいに発見されました。仕上げ用と思われますが、全く詳しくないので詳細は不明です。ただ、研いでいると爽やかなドブの香りが漂います。
購入場所、価格
購入日 2018年12月
商品名 mini cook 小型 穴明包丁
販売店 Seria
メーカー エコー金属株式会社
価格 100円+消費税8円=108円(増税前)
バーコード 49912030155313
MADE IN CHINA
外観
パッケージ
パッケージ裏
パッケージの材質
台紙:紙
ブリスター:プラ
中身
中身
刃先にはカバーが付いています。
刃の部分
刃渡りは約13㎝くらいでしょうか。
柄の部分
柄の部分は約12㎝くらいです。
本体の材質
刃:ステンレス刃物鋼
ハンドル:ポリプロピレン
レビュー
小型なのアジやサバなどの小さめの魚を捌いたり、細かい細工をするのに向いていると思います。
持った感じも重すぎず、バランスも良いと思います。
まず、粗目のダイヤモンド砥石で研ぎます。両面に刃が付いているので両方研ぎます。
荒いので研いだ跡くっきり見えます。
次に中目の砥石で研いでいきます。
裏側に反りが出るまで研いでいきます。
裏も同じように研ぎます。
まだ研ぎ跡が出ています。
仕上げ砥石で更に研いでいきます。
写真では見えにくいですが、研ぎ跡はだいぶ消えています。
普段はこれで終了なのですが、新しく発見された砥石で更に仕上げていきたいと思います。
ドブ臭が漂いますが、気にせず両面研いでいきます。
写真ではうまく撮影できないのですが、そこそこ鏡面のようになっています。
それではトマトをスライスしてみたいと思います。
冷蔵庫に忘れ去られてグズグズ直前の長いプチトマトで実験です。
自分では魚を捌く以外料理をしないので、超曲がってます。
どんどんスライスしていきます。が、全部曲がってしまいました。
でも、大体2~3㎜以内にスライスできました。
研ぐ技術と魚以外を切る技術をもっと修行しないといけません。
おまけ
玄関ドアのドアクローザーを交換した時に、家に余っていた集合住宅用の開いたままドアを固定できないタイプを使ってしまったので、荷物の搬入などで閉まらないようにする時に挟んでいたレンガが実は砥石だったというのに最近気が付いたのですが、こんな感じだったので10年以上誰も気付きませんでした。レンガにしては重いとは思っていましたが。
表面を平らに直して、砥石に生まれ変わりました。
まとめ
両方に刃の付いている包丁を研ぐのが苦手なのですが、適当にやった割にはスーッと刃が入っていきます。包丁自体のポテンシャルは高いです。ただ、どうやっても写真が撮影できなかったのですが、顕微鏡で研いだところを見ると、断面に微細な気泡?のようなものがそこそこ見受けられます。ホームセンターで買った1000円くらいの包丁では、そういったものは全く無かったので少し残念です。
まあ、100円では上出来です。
おすすめ度
ちゃんと研げば、普通によく切れます。
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