DAISOで釣り竿とリールのセットが、DAISOでは最高額クラスの税別1000円で販売されています。いつの間にかにパッケージが変更されて中身もリニューアルされていたので、旧バージョンと新バージョンの違いを検証してみましょう。
最近釣りには行けてないので旧バージョンもまだ使用していませんが、どこが変わったのでしょうか。
新旧共によく釣れる!釣具シリーズというシリーズです。
よく釣れる!釣具シリーズでは、リール無しの2ピースのルアーロッド2種類とリール単品3種類と振り出し竿単品3種類も新発売されました!
購入場所、価格
旧バージョン
投げ釣りスタートセット
SURF STARTER SET
購入日 2019年12月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
価格 1000円+消費税100円=1100円
バーコード 4549131690316
1000円釣り No.2
1000Yen Fishing No.2
MADE IN CHINA
新バージョン
釣り竿
FISHING ROD
購入日 2019年12月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
価格 1000円+消費税100円=1100円
バーコード 4549131767063
1000円釣り No.4
1000Yen Fishing No.4
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
上が新バージョンで下が旧バージョンになります。
パッケージ裏側
同じく、上が旧バージョンで下が新バージョンになります。
レビュー
まず、パッケージから見ていきます。
左が新バージョンですが、中の台紙が小さくなっています。
名称も変わっています。
旧バージョンは投げ釣りスタートセットですが、
新バージョンでは釣り竿になりました。
何故名称自体が変わったかというと、旧バージョンにはちょい投げ仕掛けが1セット入っていたからです。
旧バージョンの投げ釣りスタートセットに付属のちょい投げ仕掛けは、単品でも販売されている商品のようです。
オモリ・天秤付き ちょい投げ仕掛け 針7号 ハリス1号 幹糸2号 2本針×1セット バーコード4549131692440
新バージョンはちょい投げ仕掛けが無くなってしまったので、単純に釣り竿となっています。
中身を並べてみました。
見た目では付属品と色以外の違いは無さそうです。
中身を見ていきます。
旧バージョンの投げ釣りスタートセットです。
色はピンク色と青色がありましたが、流石にピンク色はちょっとあれなので青色を購入しました。
かなりの確率で無くしてしまいますが、カバーが付いています。
グリップは黒いEVA樹脂なので、滑りにくく汚れも目立ちません。
リールを脱着するネジの部分もスムーズで、リールのガタツキもありませんでした。
リールのほとんどのパーツにメッキなどがされていないので安っぽさはありますが、この値段なら上出来ではないでしょうか。
ハンドルも反対側のネジを緩めると折りたたむことができます。
ハンドルの反対側のネジは外してしまうとハンドルが外れるようになっていて、
左側にハンドルを付けることもできます。
左利きなのでデフォルトの右側に付けますが。
ハンドルの回転のフリーとロックの切り替えレバーは下に付いています。
ドラグ調整も無難にやり易いです。
ここは意外と重要な部分で、毎回巨大魚と必ず格闘することになるので、とっさに調整できないといけません。
(巨大魚=ボラ)
糸は初めから巻いてあります。
パッケージを見るとナイロンの糸が100m巻いてあるそうです。
号数は記載されていませんが、3号くらいでしょうか。
スプールを外してみます。
よくある安価なリールのシンプルな作りです。
ベアリングは皆無と考えて良いでしょう。 分解したら、なんと主軸に1個ベアリングが入っていました!よく調べないで適当な事を言ってしまってすいませんでした。
スプールの裏側も塗装の塗り斑などがありますが、シンプルそのものです。
ロッドは振り出し竿で、5本で構成されていて4本が中から出てきます。
あまり思い切り引き出すと、中に戻せなくなるタイプです。
ガイドもメッキはされていますが、海で使用した場合は良く真水で洗わないと一発で錆びるタイプです。
重さはロッドとリールを合わせて278gでした。
ロッドはパッケージによるとグラスファイバーのようなので、カーボンよりは重いですが長さが1.8mと短い為か、さほど重いとは思いませんでした。
実際、122gでした。
いつも使っているサビキ竿が3.6mのものなので、それに比べたら軽く感じるのかもしれません。
いつも使っているサビキ竿。
リールの重さは156gです。
新バージョンの釣り竿を見ていきます。
シルバーの色しか売っているのを見たことが無いのですが、番号がNo.4になっているので他の色もあるかもしれません。
〈追記〉No.3はメタリックブルーでした。
ガイドなども、旧バージョンと同じものです。
ロッドの構成も同じです。
グリップ部分も全く変わりません。
リールも色以外は同じです。
ハンドルも同じく左に付けられたり、
右に付けられたりします。
ハンドルを折りたたむことができるのも同じです。
重さも278gで、全く同じでした。
単品ではロッドは119gで、
リールが155gと、何故かロッドにリールを装着したときの重さと、それぞれ単品の合計の重さが4g合いませんが。
新旧のロッドとリールの付属品と色以外の違いがあったのは、普通に誤差だと思うのですが長さが違いました。
上の旧バージョンですが184.5㎝で、下の新バージョンが180.5㎝と新バージョンが4㎝ほど短くなっていました。
もしかすると、パッケージの表記の長さ180㎝となっているのが、180㎝ピッタリという意味ではなく、最低でも180㎝以上の長さはあるよって事かもしれません。
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まとめ
とりあえず、明確な違いはちょい投げ仕掛けが無くなったことです。
その為に投げ釣りスタートセットから釣り竿に名前が変更になりました。
ちょい投げ仕掛けが無くなった代わりに、リールに巻かれた糸の長さが100mから120mに増えて、更にパッケージの台紙がホログラム風にゴージャスになりました。
適合するオモリの重さなどの記載はありませんが、あまり硬い竿ではないので重たいオモリは使用しないようにしたほうが無難です。
釣り公園でレンタル釣り具を借りると、竿とリールで1日800円くらい借りられますが、エサと仕掛けは別途なのでエサと仕掛けもセットにすると1800円くらい取られるようなので、それならばDAISOの1000円の竿とリールのセットとちょい投げ仕掛け100円を買って、釣具屋さんで500円のイソメを買えば、1600円くらいで揃います。
しかも、レンタルと同じくらいの値段で自分の物になります。
車の隅っこに置いておいても、コンパクトなので邪魔になりません。
1ピースのブラックバス用の3万円くらいの竿を車に置きっぱなしにしていて、忘れていて物を上に置いてポッキリ折って泣くような事態に陥っても(サビキ竿も1本やりました)、1000円の竿なら簡単に諦めがつきますし。
どちらにしても、ちょい投げ釣りは必ず根掛りするので、仕掛けは複数用意してから行きましょう。(釣り公園の釣具屋さんで購入すると少々お高いです。)
1.8mくらいの竿なので、ちょい投げかジグサビキくらいしか使えなさそうですが、ちょい投げをするならDAISOの新しくなったサビキが短くなったので、そこに同じくDAISOのジグロックやジグベイトなどのメタルジグを付けたジグサビキがおすすめです。
カマスやサッパやサバやコノシロやアジあたりがパラパラ釣れます。
数を狙うのであれば、短い新しくなったサビキにカゴとコマセを買ってサビキ釣りのほうが良いですが、ジグサビキでは巨大魚を含め、今までボウズがありません。
(巨大魚=ボラ)
更に、ジグサビキならコマセを使わないので、片付けがとても簡単です。
使い勝手は今度実際に釣りに行って試してみます。
〈追記〉
新しくなったイワシカラーのメタルジグとサビキ仕掛けでジグサビキをやってきましたが、残念ながらジグサビキで初ボーズになってしまいました。
NEWメタルジグを3個しか持っていかなかったので、ボラにサビキ仕掛けを切られたり、根がかりで持っていった仕掛けが無くなってしまたのですが、その時巨大ボラが何匹か掛かって釣りあげられなかったのですが、かなりしなりましたが竿は耐えられそうでした。
緊急事態宣言が解除されたら買ってみたグローのメタルジグ28gを試してみようかな?
もう一つ、最近PEラインしか使用していなかったので、根がかりを外す時にセットのリールに巻かれているナイロンの糸が異常に伸びる気がしました。
まあ、いつも使用しているPEラインはaliexpressで購入した安いのですが。
ナイロンの糸って、こんなに伸びたっけ?ってくらい伸びました。
※必ず釣り場のゴミは持ち帰りましょう。
ここ何年か、どこに釣りに行っても異常なまでに釣り場のゴミが酷いので。
マナーも守りましょう。
マナーの悪い人のせいで、釣り場がどんどん減っています。
ゴミを持ち帰れない人と、マナーの守れない人は釣りをする資格はないと思います。
おすすめ度
もし、旧バージョンがまだ売っていたら、旧バージョンがちょい投げ仕掛けが入ってお得です。
コメント
旧作を2年ちょっと使ってますけど、特にトラブルもなく手入れさえすれば、長持ちしますよ。
ガイドの金属部分が、いちおうメッキ処理されてますけど、1~2回使ったら錆ること受け合いだから、カー用品店に売ってあるフッ素入りのスプレーワックスみたいなのか、軽く食用油を塗っておけば大丈夫です。
たぶんリールがオールプラスチック製みたいなので、ガイドどもども強度的に不安がありますが、なんとか30センチ後半のクロダイを釣り上げましたから大丈夫です。(引きが強いブリやスズキは怪しいですが・・・・)
まぁ~リールが壊れたら、釣具屋に山積みで売ってあるリールを買えば、済む話なんですけどね。
コメントありがとうございます。
よく釣りに行っていた港もチビッ子が転落すると危険なので行けなくて、ゴールデンウィークに釣り公園に行こうと思ったら公園が閉鎖されていて、新旧共に試す機会がなかったところで、代わりに使用感のレビューをしていただいてありがとうございます。
引きが強いブリやスズキは怪しいとのことですが、私にはブリやスズキを釣るような技術は無いので、引きが弱くて無駄にデカい、毎回かかってしまう巨大ボラは大丈夫そうですかね?
しかし、DAISOの竿とリールで30センチ後半のチヌを釣り上げてしまうとはお見事です。
やはり釣りは道具ではなく腕なのですね…
東京なんですが、どこで買えますか?
ダイソー行っても売ってるどころがなかったので
都心部のダイソーにはあまり行かないので不明ですが、都内の近所のダイソーは標準店でも大型店でも、ほとんどの店舗で販売されていましたよ。
埼玉方面のダイソーも時々行くのですが、やはり標準店でも大型店でも普通に販売されていました。
大型店は逆に売り切れている時があります。
なんて的確で、情報満載なブログなのでしょうか
100均と釣りとキャンプ好きには大変参考になります。
子供ができるまで車中泊がメインだったのでキャンプ歴はまだまだ初心者ですが、釣り歴は小学校から中学校くらいまでブラックバスやらハゼやらフナなどをやってました。最近はうん十年ぶりに海釣りにハマってます。ここ2年はコロナの影響でほぼ釣りに行っていませんが、子供2人がまだ小さいので、チビッ子達と釣りに行く場合は柵のある安全な海釣り公園くらいしか行けません。子供達が大きくなって家族全員でお気に入りの港での釣りや、本格的なキャンプ場に行くのが夢です。しかし、100均で釣り道具が揃うとは良い時代になりました。