昔はダイソーでIH対応フライパンが発売されたことがあったようですが、最近はIH不可のプライパンしか販売されていませんでした。
先日ダイソーに行ったら、IH対応の20㎝フッ素樹脂塗膜加工のフライパンが税別500円で新しく販売されていたので購入してきました。
20㎝とちょっと小ぶりなので家族4人分のおかずを作ったりするのは難しいですが、2人分のおかずや1人分のチャーハンや焼きそばなどを作るにはピッタリです。
購入場所、価格
IH対応 フライパン
Frying Pan – IH Compatible-
購入日 2021年4月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.
価格 500円+消費税50円=550円
バーコード 4549131937152
500円フライパン No.9
500 Yen Frying Pans No.9
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
ホームセンターやスーパーなどで26㎝のフライパンが安いものなら800円くらいで売っているので、20㎝で500円というのは微妙な気がしますが、個人的にはこのサイズのフライパンが1個欲しいところだったので丁度良かったです。
もちろん、IHだけではなく直火もOKです。
IHについては100Vや200Vの記載はありませんが、後に試したところ100Vの卓上IHでもビルトインの200VのIHでもどちらでもエラーも出ずに使用することができました。
以前取替をやらされた安いビルトインIHですが。
フライパン本体です。
高級感はないですが、安っぽくもなく普通のフライパンです。
裏側もよく見るタイプのIH対応のフライパンといった感じ。
底には4㎜くらいの丸い穴が多数あります。
持ち手のハンドルは樹脂製で、親指を当てる部分が平らになっているので持ちやすいです。
IHがメインの場合は、あまり振ることがないと思うのでそれほど気にしなくても良いかもしれません。
ハンドルはリベット2本で固定されていますが、ぐらつきも一切なくガッチリ固定されています。
内側はフッ素樹脂塗装加工になっていて、外面は焼付塗装です。
フッ素コートや焼付塗装のレベルとしては、以前購入した200円のIH非対応の14㎝フライパンと同じようなレベルではないかと思います。
このIH非対応の14㎝フライパンですが、購入してから3ヶ月くらい毎日のように使用していますが、未だに塗装の剥げやこびり付きなど一切ないです。(落として凹んでいますが。)
フライパンの直径は約20.4㎝で、高さは約4.5㎝、
ハンドルの長さは約27㎝、
全体の長さとしては約36.8㎝でした。
アルミの厚みは写真では2㎜くらいに見えますが、実際は約2.2㎜くらいです。
重さは約419gなので、14㎝フライパンの2.5倍くらいの重さがあります。
本体はアルミニウムなので磁石には反応しません。
裏側も縁のほうは磁石に反応しませんが、
この小さな丸い穴のある部分はガッツリ磁石がくっ付きます。
この磁石にくっ付く部分がIHで熱せられるところになるようです。
しかし、小さな穴の中自体には磁石がくっ付かないので、フライパン本体に丸い部分が出っ張っていて、その丸い部分をくり抜いたIHに反応する金属板をはめ込んであるのではないかと推測されます。(あくまで推測です。)
ラベルには本体/アルミニウムとしか記載がないので、磁石が付く部分の材質は不明です。
ついでなので昼飯の焼きそばを100Vの卓上IHで作ります。
まずはラード。
次に豚肉。
うわー…ほぼ脂だったからラードいらなかった…
更にキャベツ。
焼きそばの麺は、もちろん業務スーパーの1袋19円のほぐれやすい焼きそばです。
1㎏198円の焼きそばを買う勇気はありませんでした。
この19円焼きそばにはソースが付いていないので、チビッ子達が食べないならパパ専用のこいつを使うことにします。
ペヤング×正田醤油の激辛ソース(2割引)です。
痛い辛さではないので、激辛初心者にはこれくらいが良いです。
激辛ソースをドバドバ垂らしてよく混ぜたら完成。
風味付けにダイソーの魚粉(業務スーパーで買ったほうが安い)をふりかけると更に美味しくなします。
焼きそばをお皿に移した後のフライパンです。
ソースは付いていますが、具材がくっ付くことは全くありませんでした。
お湯を使わなくても食器用洗剤と水だけで簡単に油を落とせました。
水も弾いています。
焼きそばの上に乗せる目玉焼きも焼いておきましょう。
テーブルの設置場所が斜めになってしまったので、目玉焼きが偏ってしまいました。
おお!油も引いていないのに白身の端が勝手にめくれ上がっていくではないか!
全くくっ付かないのでフライ返しなど使わずに箸で目玉焼きを持ち上げられました。
まあ、目玉焼き焼いてる間に焼きそば冷めたけどね。
まとめ
まだ使い始めたばかりなので耐久性は未知数ですが、フッ素樹脂加工の効果はかなりあります。
家族がいる家庭でメインのフライパンとして使うことは難しいですが、追加の1品などを作ったりするのに便利そうです。
うちではチビッ子達とママ用の薄味焼きそばなどを24㎝や26㎝のフライパンで作って、パパ用辛口焼きそばをこのフライパンで作るのに重宝しております。
フッ素樹脂加工のフライパン全般に言えることですが、フライパンのコーティングを長持ちさせるにはコツがあります。
絶対にやってはいけないのは熱々のフライパンをそのまま水洗いすることです。
熱々のうちに洗うと油汚れは落ちやすいですが、コーティングにはダメージをあたえるそうです。
火力もあまり強火で使わないで、中火くらいまででじっくり炒めたりすればコーティングを傷めにくいです。
もちろん、空焚きも厳禁です。
ちゃんとした使い方をすれば、安いフライパンでも長く使うことができます。
ハッキリ言って、高級なフライパンを購入して、コーティングが無くなっているのにもったいないから焦げ付いても使ってしまっているなら、とっととこのフライパンに買い換えたほうが良いですよ!(うちの親。)
材質に関しては、ラベルには本体の材質がアルミニウムしか記載されていないのですが、明らかに裏の一部には磁石に反応するアルミニウムではない素材が使用されていると思うので、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)が生じる可能性が考えられます。
長期間水に触れておくことは避けたほうが無難です。
おすすめ度
思ったより良いかも。
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