ダイソーの鍋やフライパンは、現在IHクッキングヒーターに対応していない商品しかないのですが、100円ショップのミーツの鍋やフライパンは100円ではないですがIHクッキングヒーターにも対応しています。
今回は700円で20㎝のステンレス鍋を購入してきました。
フライパンは購入してこなかったのですが、普通の深さの500円の商品と深めの700円の商品があったので、ダイソーとあまり変わらない値段で、ミーツなら鍋もフライパンもIHクッキングヒーター対応です。(今度フライパンも買ってみます。)
購入場所、価格
浅型鍋 20㎝
購入日 2020年10月
販売店 ミーツ
輸入販売元 株式会社カクセー
価格 700円+消費税70円=770円
バーコード 4972940112531
KN-20
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
流石に100円ではなく、700円+消費税です。
それでもIHクッキングヒーター対応のガラス蓋付きステンレス両手鍋が1000円以下というのは破格だと思います。
IHクッキングヒーターは100Vと200Vの両方に対応しています。
100Vは主に卓上用のIHクッキングヒーターで、200Vは主にビルトインタイプのIHクッキングヒーターです。
勿論、ガスコンロにも対応しています。
1~2人用推奨だそうです。
本体はステンレス鋼(クロム13%)で底の厚さは0.5㎜、蓋は全面物理強化ガラスで、蓋のつまみはフェノール樹脂製のようです。
満水容量は1.8Lです。
底の厚さ0.5㎜?ちょっと薄くないかな・・・
中身は蓋と本体のセットになっています。
本体だけ持ってみると、見た目よりかなり軽く感じます。
やはりステンレスが薄いからでしょうか?
鍋本体の重さは約312gでした。
逆に強化ガラスの蓋は、見た目よりズッシリと重く感じます。
強化ガラスの蓋の重さは約294gと、ステンレス鍋本体と18gしか変わりません。
蓋のつまみは裏からネジで止めてあるので、毎回使用する前に緩みが無いか確認しましょう。
つまみ自体も無難に持ちやすいです。
ガラス蓋の縁はステンレス製かと思われます。
注意すべき点は、全面物理強化ガラスであっても耐熱ガラスではないところです。
一般的に全面物理強化ガラスは耐熱温度が120℃や130℃くらいあるのが多いので、普通に蓋として使用するには問題ないと思いますが、あまり高温になる場合は注意してください。
取扱方法の注意事項にも、多量の油を入れた場合は蓋をしないでください。や、ガスコンロの場合は鍋を中央に乗せて鍋の縁から炎がはみださないようにしてください。などと、色々記載されているので必ず目を通しておいてください。
全面物理強化ガラスについても、落としたり、傷がついたり、直火に当ててしまったガラスは、外見上異常が無くても「強化処理」をした表面のバランスが崩れ、ある日突然粉々に割れてしまう事がありますので使用を中止してください。と、なっています。
ちょっと恐ろしいな…
本体の直径は約21㎝で、
内側の寸法が約20㎝でした。
高さは約6㎝です。
実際に卓上IHで使用してみます。
イカと鮭を大量に頂いたので、海鮮鍋にしようかと思います。
イカと鮭だけだと出汁が乏しいので食材の買い出しに行ったら、あん肝(中国産)に値引きシールが貼ってあって100円ちょいくらいだったので衝動買いしてしまいました。
電子レンジでチンしてポン酢で普通にパパのおつまみにしようと思いましたが、これを使って海鮮鍋のコクを出していきましょう。
まずはあん肝を包丁で細かくたたきます。
細かくしたあん肝を乾煎りするのですが…!!
食卓で海鮮鍋を保温しながら食べようと思い卓上IHを出したのですが、こっちの古い方の卓上IHはスイッチをオンにするといきなり全開の1400Wから始まってしまうので(他のは中間くらいの出力から始まります。)、そのまま忘れて他の作業をしていたら、数十秒も経過していないのに「べゴンッ!」という音とともに底が少し変形してしまいました。
例えるなら、出先でバーベキューを急遽することになって、とりあえずその辺のホームセンターで安いバーベキューコンロを買って、そのセットになっている鉄板で焼きそばを焼いていると、ベコンッ!ベコンッ!と鉄板が変形するあれです。
以前、バーベキュー場でお隣さんも同じくらいのタイミングでベコンベコンしていたので、箱を見たらうちと全く同じものだったので、お互い笑ってしまいました。
今回は違うIH卓上コンロを使用しましたが、メインで使っている卓上IHコンロはこれです。
電力に余裕があれば、できるだけ1000Wのものより1400Wを購入したほうが絶対に良いです。
保温用であれば1000Wで良いですが、鍋に具材を足した時などに煮立たせ直すのに1000Wだとかったるいですよ。
鍋の説明書には空焚き禁止と書いてあったのですが、まさかこんなにも早く変形するとは。
そんなに大きな変形ではなくIHもエラーが出ないので、とりあえず400Wに下げて速やかにあん肝を投入します。
あん肝に脂があるのでそのまま油を入れずに乾煎りしていきます。
ヘラは100均の樹脂製もんじゃヘラです。
このヘラはホットプレートのコーティングを傷付けないので、ホットプレートでもんじゃ焼きをする時は必須です。
ビビりながらタオルで包んで持っていたステンレスの持ち手も、何と直接触れても全く熱くありませんでした!
持ち手としては優秀ですが、そこまで熱の伝わらない鍋としての性能はどうなのでしょうか?
乾煎りし終わったら水を入れます。
そこに具材を投入していきます。
味付けは面倒なので固形調味料を使用します。
ダイソーで購入した、マルちゃんのお鍋にポン 鶏だし味噌鍋つゆ 6個入り(3人前)100円です。
鍋の大きさの分量的に2人前(4個)入れます。
蓋をしてグツグツ煮ます。
温まり具合などは普通の鍋と何ら変わりはありません。
完成。
海鮮の具材の種類が少ないので出汁はあまり出ていませんが、あん肝のコクがものすごーくあって濃厚な仕上がりになりました。
あん肝半分で良かったかも。
シメの雑炊が絶品です!
な、なんてこった…!
ついでに豚しゃぶもしてしまおうかと思い、あん肝と一緒に購入しておいた四元豚を忘れてた…
もう、お腹いっぱい…
明日は牛肉を買い足してしゃぶしゃぶかな…
まとめ
空焚きできないので注意が必要です。
炒め物などする場合は、あまり強火にしないほうが良いかもしれません。
水を入れて使用する場合は、普通の鍋と同じような使い勝手でした。
卓上IHで保温や野菜を足して煮立たせたり雑炊作ったりで、1時間以上連続で熱を加え続けて使用しましたが、最初にやってしまった空焚き以外の変形なども一切ありませんでした。
本体もあまり重くなく(ガラス蓋は蓋としてはちょい重い。)、浅型の鍋なので収納スペースも比較的少なくて済みます。
やはり、100Vと200VのIHクッキングヒーターで使用できるので便利です。
しゃぶしゃぶなどで常に保温が必要な時に、食卓にカセットコンロではなく卓上IHで保温させられるので、小さい子供が2人いる我が家で少しは火傷や火災の危険性を減らせます。(鍋は熱々なので、どちらにしても隔離が必要ですが。)
強化ガラス蓋の取り扱いには注意。
おすすめ度
ちょっとステンレスの厚みが薄いかな。欲をいうと、もうちょっとステンレスの厚みが欲しい。
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