子供はお絵描きが大好きです。手先の器用さを養ったり、知能を発達させる為にも思う存分お絵描きはやらせたいのですが、幼いうちは紙からはみ出してしまって後片付けが大変です。
このセリアのお水でらくがきシートを使えば、水で描くのではみ出してしまっても大丈夫。
5歳になったばかりの上の子は紙からはみ出すこともほとんどなく、何かを見ながら描いたものをハサミで器用に切り抜いて遊んでいます。
3歳くらいから子供用のプラスチック製のハサミを持たせていたのですが、かえって切りにくそうで危なっかしかったので金属製のハサミを使わせたところ、みるみる上達して4歳になるころにはママより上手に円を切り抜けるようになりました。
しかも、ハサミでケガをしたことは1度もありません。(子供用包丁は一発目で手を切りましたが。)
それを下の子が黙って見ている訳も無く、兄がお絵描きを始めれば弟も必ず自分もやると騒ぎます。
流石に下の子にはハサミはまだ持たせられませんが、先を丸めた色鉛筆は持たせないと喧嘩になります。
しかーし、下の子がお絵描きした後は、テーブルやら床やらありとあらゆるものに色鉛筆で描かれた絵画をアルコールで消す作業が待っています。
彼にとっては床も壁もテーブルも、紙以外の部分まで全てがキャンバスなのです。
このお水でおえかきシートなら、ペンに入れるのはインクではなく普通の水なので、はみ出しても拭き取れば良いだけでなく、万一口に入れてしまっても水なので安心です。
購入場所、価格
お水でらくがきシート
購入日 2021年2月
販売店 Seria
輸入・販売元 株式会社 久野貿易商会
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4940170024276
KN-02427
MADE IN CHINA
検針済み
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
下の子のお絵描きは、こんな感じのグルグルしかほぼ描けません。
真ん中の謎の生命体はパパが面倒くさいので適当に5秒くらいで描いたクワガタ虫のメスです。
普通に描くと上の子がクワガタのハサミの細かな部分を指摘してきたり、パラワンオオヒラタクワガタとニジイロクワガタも描いてと言ってきて面倒なので、あえて適当に普通のクワガタのメスっぽいのを描きました。
間違ってもゴキ○リではありません。
こちらがお水でおえかきシートの本体です。
材質はポリエステルで、質感としてはキャンプ用の安いタープにコシがあるといったような感じです。(よく分からん。)
大きさは実測で長辺が約28㎝で短辺が約24.5㎝と、A4サイズより長さが少し短くて幅が少し広いです。
絵を描く側は白色になっています。
ゴムのペン差しが本体に付いているので、ペンを無くしてしまわないように一緒にお片付けしましょう。
裏側が青色とピンク色と緑色と黄色の4色になっていて、表側からペンで描くとそれぞれの色が透けて4色で描けるようです。
ペンの太さは太い所で約13㎜くらいあります。
修正ペンのような感じです。
使い方は簡単で、ペンに水を入れてシートの白い方に描くだけです。
シートが乾くと自然に消えるようです。
実際に使用してみましょう。
キャップを外してペン先も取って水を入れてみましょう。
んっ!
んんっ!?
んんんんんんんっ!?
回らん。
全く回らんぞ!?
ま…まさか…?
まさかの逆ネジかいなっ!!
緩めるには時計回りに回すようです。
やってもーた…
かなり思い切り逆に回してしまいました。
10分くらい素手であれこれやってみましたが、滑ってしまって全く緩む気配が無く、途方に暮れているところにスタンプ用のゴムマットを発見しました。
滑らないようにゴムマットで包んで、ようやくペン先を回すことに成功!
ペン先を緩めるのに15分くらいの時間を費やしました。
逆ネジなので気をつけてください。
逆ネジです。
大事な事なので2回言っておきます。
説明書はよーーーく見ましょう。
水道水を入れてきました。
説明書によると、
遊び終わったらペンの水を抜いてよく乾燥させてからペン差しにセットしてください。
※水分が残った状態で収納すると、カビ等の原因となりますので十分ご注意してください。
とのことです。
水を入れ過ぎたようで、ペン先を締めると普通に溢れてしまいました。
ペンの先端の芯は引っ張れば抜けてしまうので、無くされないように気をつけましょう。
何か描いてみます。
裏の色の場所によって色が違ってきます。
まずは緑色。
続いて黄色。
更にピンク色。
最後は青色。
それぞれの場所ごとの色が浮き出てきます。
描いた裏側です。
裏側は防水加工されているようで、透けてはいますが特に濡れている様子はありません。
縁に水を染み込ませてしまわなければ、下が濡れてしまう心配はなさそうです。
よほどビチョビチョにしなければ乾く速度も思ったより早く、乾燥したこの時期なら数分で描いたものが消えました。
1つ技を見つけたのですが、まずは普通にらくがきシートに適当に何か描きます。
とりあえず、100kin-kenkyu.netとでも書いておきますか。
そして、ドライヤーのCOLD(冷風)モードにして風を当てると、見る見る乾燥して消えていきます。
早く消したい場合に有効です。
※熱で変形や溶けてしまうかもしれないので、絶対に温風にしてはいけません。
関係ないですが、10年以上使い続けていたドライヤーが突然壊れたので、2600円くらいと安価だったこのドライヤーを急遽購入したのですが、古いテスコムのドライヤーに比べてあまりにも静かだったのでビックリしました。
しかも、温度も低いのですが髪の毛の乾く速度も今までの物とあまり変わらないので更にビックリです。
話はお水でらくがきシートに戻りますが、1日チビッ子達が酷使したら先端の芯が筆のようにフニャフニャになってしまった…
まとめ
下の子には今まで磁石で描く100均のお絵描きボードを使わせていましたが(消す作業がうまくいかず、ガチャガチャやってるうちに壊してしまいました。)、100均の商品は黒一色だったので色々な色が出るのは斬新だったらしくて面白かったようです。
これね。
今回のお水でらくがきシートは4色で描けるのが飽き易いチビッ子達にもうけたようです。
乾くスピードも速いので、次々に色々描くことができます。
何よりインク代わりに普通の水道水なので安心です。
しかし、昔のスライド丸ノコやエアガンのサプレッサー(サイレンサー)くらいしか馴染みのない逆ネジなので、せめてOPEN-CLOSEの方向の矢印くらいはペンにあっても良かったのでは?
ペンの先端の芯も比較的消耗しやすそうなので、1個くらいは予備で付属するか、別に芯だけの販売があればより長く使えそうな感じです。
大きさも程よく、商品としてはかなり良いと思います。
おすすめ度
それでも逆ネジがなかなか馴染めないんだよな…
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