100均などの水鉄砲をしばらく使わないと水が出てこなくなってしまった方は多いのではないでしょうか?
トリガーに挟んである部品を無くしてしまう事が原因なのですが、原理は簡単なので対処法を考えながら修理していきましょう。
うちでは100%トリガーに挟んでいる部品は無くします。
水鉄砲の種類
100均以外の水鉄砲も1個混ざっていますが、3個は100均で購入した商品です。
この2個が水の出なくなった水鉄砲です。
どちらもシュコシュコ圧縮して、トリガーを引くと水が出るタイプです。
2個共トリガーに挟んであった部品を無くしてしまったので、そのまま放置しておいたら水が出なくなりました。
写真下の物はネットでも購入できます。(送料の方が高いですが。)
こちらの2個は放置しておいても水がちゃんと出ます。
元々トリガーに挟んである部品のないタイプで、シュコシュコ圧縮しなくてもトリガーを引けば水の出るタイプです。
水の出なくなる圧縮するタイプのトリガーですが、本来ならトリガーを少し引いた状態で固定しておく部品がありました。
しかし、その部品はここの家では100%行方不明になるので、確実に次に使用する時に水が出なくなっています。
放置しておいても水の出る、圧縮しないタイプのトリガーはそもそも部品を挟める構造ではありません。
修理
今回はDAISOの2019年モデルのM4風の水鉄砲の修理をします。
勿論、手動水鉄砲なのでセミオートもフルオートも切替できません。
たまたま目の前にあった、エアガンのM4 R.I.Sと比較してみます。
DAISOの水鉄砲は水鉄砲としては大型の部類ですが、こう見るとかなりコンパクトに見えます。
このエアガンは、秋葉原のジャンク部品屋さんの前を通ったらCOLT1911とセットで2000円だったので衝動買いしたものです。
きちんと日本の新銃刀法にも適合しています。
ネットでよく見るやつです。
関係ないですが、チビッ子にフォアグリップのネジ穴にBB弾を詰め込まれると取れなくなります。
M4 R.I.Sもそうでしたが、COLT1911もコッキングがかなり重いです。
18歳以上用なのでチビッ子に触れさせられないのは当たり前ですが、もし触れられてもしまっても固くてコッキングできないので、逆に安全かもしれません。
恐らく、元々は海外仕様のパワーの物をエアーの出口を絞って日本の法律に合わせたのではないでしょうか。
日本仕様で合法のエアガンですが、M4 R.I.Sなんぞは至近距離で被弾すれば超腫れるくらいの威力はありますよ。
フラッシュライトを装着しようと思ったら、レールに入りませんでした…
購入時は2200円くらいのフラッシュライトですが、リチウム電池を使うのでかなり眩しいです。
やはり、東京マルイ ハイキャパ4.3に装着するのが1番合います。
対象年令10才以上になっていて威力も弱いですが、コンパクトで電動のフルオートなので、もしチビッ子の手に渡ってしまうと家で一番危険な代物です。
かなり話が脱線してしまいましたが水鉄砲の修理に戻ります。
本体は最中構造なので、基本的にはネジを外せば良いだけです。
こちらの面はネジが無いですが、
反対面は大量のネジだらけになっています。
まずは外せる物を外しておきます。
タンクと、
先端部分を外します。
元々タンクは水を入れる時に外すので、回せば簡単に外せます。
先端部分も本体側はネジ山があるのですが、引っ張れば取れます。
あとはネジを全部外すだけです。
数があるので大変ですが。
ネジは全部で22本ありました。
無くさないようにしてください。
中の構造は単純です。
ポンプからタンクに、タンクから先端にチューブがあるだけです。
タンクから先端に続くチューブの途中にトリガーがあるのですが、
注目するポイントはここです。
ばねの力でチューブを挟んで止めているだけです。
なので、トリガーを少し引いた状態にする部品を入れておかないと、潰れたチューブがくっ付いてしまって水が出なくなってしまいます。
くっ付いたチューブを指でグリグリ解して、くっ付いた部分を取ります。
これで修理は完了なので、元通りに組み直していきます。
タンクの受けを差し込んで、
本体を2枚合わせます。
あとは22本のネジを締めていくのですが、
ハンドガードがポンプをシュコシュコと圧縮させるようになっているので、ハンドガードの中側にある棒を、
ポンプから出ている部品の穴に差し込みます。
ハンドガードを動かした時に、その部品も一緒に動くことを確認してください。
もし穴に通っていないと中の部品は一緒に動かないので、ポンプで圧縮できなくなってしまいます。
最後に先端の部品を押し込んで、
タンクをねじ込めば完了。
これで無事に水が出るようになりました。
まとめ
このタイプはほぼ構造が同じなので、チューブがくっ付いてしまっているのが原因です。
最悪の場合はホームセンターでチューブを買ってきて、チューブごと交換すれば良いだけです。
対処法としては、やはりトリガーを少し引いた状態にする以外なさそうなので、使用後はカットした割り箸を突っ込んでみました。
これなら毎回無くしてしまってもその都度作れます。
今のところ、この方法で大丈夫そうです。
ダメだったら3Dプリンターで大量生産します。
逆にシュコシュコしないタイプは、ほとんどが本体がネジ止めではなく接着されてしまっているので、もし故障した場合は修理が不可能です。
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