キャンドゥの税込み550円で販売されているバキュームカークリーナーという車用の掃除機が想像していた以上の吸引力でした。
コンパクトなので車内に置いておいてもそれほど邪魔になりません。
吸引仕事率は67Wと超強力ではないですが、ハンディの掃除機としては優秀なほうではないでしょうか。
しかし、12V専用なので24Vのトラックなどには使用できないので注意が必要です。
キャンドゥも100円以外の商品を取り扱うようになってから、なかなか目が離せなくなってきました。
購入場所、価格
バキュームカークリーナー
VACUUM CAR CLEANER
購入日 2021年3月
販売店 Can☆Do
輸入元 不二貿易株式会社
価格 550円(税込)
バーコード 4953980868923
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
購入したのは2ヶ月くらい前ですが、数日前にキャンドゥに行ったらまだ普通に販売されていました。
中身を確認していきます。
掃除機本体と隙間ノズルと取扱説明書が入っています。
掃除機本体はチャチな感じはしますが、以前使用していたバッテリー式の4000円くらいのハンディ掃除機とあまり見た目は変わりません。
電源は車のシガーソケットから取ります。
12V専用なので、24Vの車では使用できないので注意してください。
プラグに管ヒューズなどは入っていなかったので、何かあったら車側のヒューズが飛ぶかもしれません。(今回は分解していないので、もしかすると掃除機本体の中にヒューズがあるかもしれませんが。)
電源は60Wとなっているので消費電流は5Aですが、モーター物なので最初に数倍の電流が流れます。
車側のシガーソケットのヒューズは10A~15Aとかなので、他に何か分岐させて使っていたりするとヒューズが切れる可能性があるので単体で使いましょう。
仕様にはコードの長さは約2.5mと記載されていました。
2.5mだと、前にしかシガーソケットの無い1BOXの一番後ろまでは届かないかな。
まあ、うちの場合はセカンドシートに装着しているチャイルドシートに乗っている下のチビがお菓子をボロボロ落とすので、その周辺をササッと掃除するのがメインの使い方になると思うので一番後ろまで届かなくても大丈夫です。
こちらが隙間ノズルです。
全長は実測で約15.5㎝、厚みは約12㎜だったでシートの隙間も掃除しやすそう。
電源スイッチはスライドスイッチになっていて、吸入口側にスライドさせるとONになります。
脱着ボタンを押すとダストボックスを取り外すことができます。
ダストカバーの中にはフィルターカバーとフィルターが入っているので、フィルターカバーとフィルターを外してから中のゴミを捨てます。
こちらがフィルターです。
不織布のようなものが接着されています。
予備のフィルターなどは入っていないので、このフィルターが破れたりしたら終了です。
ダストカバーと隙間ノズルは水洗いできますが、フィルターは水洗いできないので注意してください。
掃除機本体に隙間ノズルを装着してみました。
本体がコンパクトなので隙間ノズルがやたらと長く見えますが、本体から出ている部分の長さは実測で約11.4㎝です。
掃除機本体の長さは約28㎝。
掃除機本体に隙間ノズルを取り付けた時の長さは約40㎝でした。
重さは掃除機本体とケーブルを含めて約375gで、
ケーブルを含めない掃除機本体の重さは約313gでした。
ハンディークリーナーはバッテリー式と乾電池式しか使ったことがなかったのですが、この掃除機はバッテリーなどがないのでかなり軽いです。
ちょこっと掃除するなら、乾電池式のやつも吸引力は弱いけど小さくて便利です。
隙間ノズルを取り付けても、ケーブルを除く重さは約349gでした。
ケーブルの長さは仕様では約2.5mとなっていましたが、
実測では約2.64mありました。
実際に使用してみましょう。
車は先日仕事で車内中埃だらけにしてしまい、急遽ブロアー(本物のヤツ)で隅々まで埃を吹き飛ばして綺麗なので室内での実験です。
たまたま取り外してあったサブバッテリーがあったので、それで試してみましょう。
G&Yuのシールドバッテリーです。
5年以上経過しているので交換しようかと思っていたやつです。
2個並列で取り付けてあるのですが、ENGELの冷蔵庫が起動しなくなり、バッテリーの充電器でもエラーになってしまうのでテスターで測定してみましょう。
あ、以前片方切れたリードが両方共切れた…
冷蔵庫はこれね。
とりあえずこのバッテリーには蝶ネジが付いているので、そこにリード線を挟み込みます。
電圧6.21V。
うん。
ダメだねこのバッテリー。
ふつうのバッテリーも車中泊時の車内照明専用として1個積んであったので、そっちで試してみます。
これも古いバッテリーですが、車の室内に置いてあった為にシールドバッテリーように走行充電はできず、定期的にバッテリー充電器で充電していました。
新型コロナ騒動と子供がまだ小さいので、しばらく遠出や車中泊はできないかと思い車検の時に外しておきました。
あまり使用していなかったので比重もバッチリで、電圧も12.47Vなので大丈夫そう。
クリップ式のシガーソケットを使います。
ソケットに掃除機を接続して準備OK。
スイッチON!
ん!?
んんんんっ!!!
重さから想像していた音よりかなり大きな音がする!
思ったよりガチなやつだ。
10円玉とか、
全然余裕で持ち上げられる吸引力。
音的にはこの前7000円くらい購入したコードレスハンディ掃除機より大きい音がする。
この掃除機は今まで使っていたハンディ掃除機のバッテリーが1分も持たなくなったので、毎日チビッ子達の床に落ちた食事の食べカスを掃除する為に急遽購入しました。
コード式の掃除機は家に3台くらいあるので、コードレス掃除機に3~4万とかの某メーカーの掃除機を買う気にはなりませんでした。
安いのにヘッドのブラシも回転します。
(もう売ってないけどこれくらいのレベルの掃除機)
話はバキュームカークリーナーに戻って、実際に掃除してみます。
車中泊で朝コーヒーを飲もうとしてコーヒーミルで挽いた豆をこぼしてしまった場合を想定。(このコーヒーミルは蓋が無いのでこぼさなくても豆の破片は飛び散りますが。)
ザパーンッ!
あちゃーって感じになりました。
お掃除開始。
おお!
吸う吸う。
どんどん吸うね!
あっという間に綺麗になりました。
が、フィルターのパッキンの気密性が若干悪いのか、隙間からコーヒー豆が少しモーター側に漏れてた…
うわー…粉だからフィルターが凄いことになってる。
まあ、それだけゴミを吸い込んだということか。
まとめ
吸引力は悪くないです。
音はコンパクトなボディーのわりには大きな音がします。
コードが実測で2.6mくらいなので、1BOXで隅から隅まで掃除する場合は延長しないと届かないです。
この大きさなら車に置きっぱなしでも邪魔にはならないと思いうので、車に1個置いておいても良いのではないでしょうか。
12V車専用なので、くれぐれも気を付けてください。
おすすめ度
フィルター破れたらどうしよう?
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