新型コロナウイルス対策で、不特定多数の人が押すエレベーターのボタンなどに直接触れないようにするノータッチフックなる商品が流行っているようですが、ダイソーでも販売されているので手軽に試してみては如何でしょうか?
値段も100円とリーズナブルな価格になっています。
伸縮式やリール式のキーホルダーに取付けて持ち歩けば、サッと取り出せて便利です。
購入場所、価格
ノータッチフック
NO TOUCH HOOK
購入日 2020年9月
販売店 DAISO
メーカー 株式会社 グリーンオーナメント
GREENORNAMENT Co.,LTD
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード4972822411554
No.41155
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
本体の材質はパッケージによると亜鉛合金/スチール/シリコーン樹脂となっていて、本体は磁石に付きませんがチェーンとリングは磁石に付くので、本体が亜鉛合金でチェーンとリングがスチールで本体の先端がシリコーン樹脂のようです。
持ってみるとズッシリとした重みがあります。
先端にはタッチパネルの操作時に使用するシリコンカバーが付いていますが、ちょっと力を入れて引っ張ると取れてしまうので無くさないようにしてください。
ノータッチフックをキーホルダーなどに取付けて、必要な時にすぐに取り出せるようにリングとチェーンが付いています。
チェーンとノータッチフックを繋ぐ小さなリングが、ちょっと細くて頼りなさそうです。
と言うか、ちょっと強めに引っ張ったら大きいリングとチェーンを繋ぐ小さいリングが簡単に伸びてしまったので、大きいリングにチェーンを直接通しました。
こちらが裏側ですが、表側より少し面積が広くなっています。
恐らく成型時の型の関係だと思いますが、ノータッチフック本体の断面が少し台形になっていて、面積の小さい表側は角も丸くなっていますが、面積の大きな裏側は角が丸められていなく、バリも少しあります。
怪我をするほどのバリではありませんが、指を入れる部分にもバリがあります。
使用上の注意には「本製品は金属製品です。フックを掛ける対象物を傷付ける恐れがあります。」となっているので注意してください。
メッキも削れてしまいますが、バリをヤスリで削って角を丸くすれば、対象物に付けてしまう傷を軽減できるかもしれません。
ノータッチフック本体の大きさは、縦が約31㎜、
横が約75㎜、厚みが約3.6㎜で、重さが約30g(リング、チェーン含む)となっています。
指を入れる穴の直径は約20㎜なので、よほど指の太い方でなければ、人差し指の第二関節くらいまでは入ると思います。
ノータッチフックを装着して、何か試してみましょう。
最初にシリコンキャップの部分でタブレットを操作してみます。
1個しかないので拡大などの操作は試せませんが、思ったより普通に操作できます。
NINTENDO DSiでも普通に操作できるので、抵抗膜方式のタッチパネルでも静電容量方式のタッチパネルでも、どちらの方式のタッチパネルでも使用できるようです。(電磁誘導方式は未検証。)
タッチパネルが使えるのであれば、不特定多数の人が触れるATMなどの端末で使用することができます。
次に玄関に補助で付けている電子ロックです。
オートロックとして使用していて、ドアを閉めると自動的に施錠される為、外から解錠する時は暗証番号かICカードで解錠するようになっています。
暗証番号を入力する時に使用してみましたが、気持ち強めに押すと問題なくタッチパネルで数字を入力できました。
室内側の解錠ボタンも問題なく押せます。
オフィスなどで暗証番号式のロックを使用している場合は、外回りなどの社員が外から帰ってきて、一番最初に解錠でタッチパネルに触れるので、ノータッチフックはかなり有効ではないでしょうか。
自分で鍵を取付できれば激安です。
鍵を解錠したら次は玄関のドアを開けます。
これも握り玉のドアノブでなければ、ほとんどの玄関ドアは開けられると思います。
しかし、少しバリがあるので、傷が付く可能性はあるので気を付けてください。
頻繁には触れませんが、照明のスイッチなどもオフィスでは色々な人が触れる部分です。
念の為、ノータッチフックでスイッチを押すと良いでしょう。
勿論、給湯室の換気扇のスイッチもウイルスが付いているかもしれませんのでノータッチフックは有効ではないでしょうか。
コンビニで弁当を買った時は店員さんが温めてくれるので大丈夫だと思いますが、スーパーなど自分で弁当を温める時は電子レンジのスイッチなどにも気を付けましょう。
しかし、ボタンのタイプは問題なく押せますが、ダイヤルタイプの電子レンジはこのノータッチフックでは回せない場合があります。
次にパソコンのキーボードですが、ほとんど自分専用だと思うので大丈夫でしょうが、もし他の人と兼用のパソコンであれば、ノータッチフックで入力したほうが良いです。(日が暮れてしまいそうですが。)
中には2~3年くらいでキーボードを著しく汚す人も世の中には存在するので。
ノータッチフックのシリコンキャップの部分を使えば、ノートパソコンのトラックパッドも使用することができます。
トラックパッドでノータッチフックを使用する場合、トラックパッドの材質によってはシリコンの跡のようなものが付いてしまいますが、拭き取れば簡単に落とすことができます。
外出先で不特定多数の人が触れる部分といったら手摺り(てすり)が思いつきます。
しかも、最近は体力がなくなってきたので無意識に階段手摺りにつかまってしまうので、年配の方は特に注意が必要。
店舗で試すには撮影許可が面倒なので、どこのご家庭にもある、TOTO フリースタイル手すり EWT24AG35 #PF セーフティータイプの手摺り棒の直径35㎜で試してみます。
32㎜の直径だと余裕ですが、35㎜の直径だとちょっとギリギリかな。でも、入ることは入ります。
4個セットや栓抜き機能の付いたものなど、ネットでは色々な商品もあります。
最後に、これまたどこのご家庭にも配備されていると思いますが、ミサイルの発射スイッチです。(うそです。)
安全カバーを開けないとスイッチをONにすることができません。
しかし、誰が触れたかわからないので、今までウイルスが怖くてミサイルが発射できませんでした。
このノータッチフックを使えば、安全カバーをパカっと開き、
ミサイル発射スイッチを入れてミサイルを発射することも可能です。ファイヤーーーーーーッ!!
まとめ
よく考えてみたら、1日使い回したノータッチフックの先端が一番ウイルスが付いている可能性が高くて危険なのでは?
手は消毒や手洗いをこまめにすると思うので、ノータッチフックもこまめに消毒しないと、間違えて先端に触れてしまうと危険です。
本体が非防水なので水洗いできないのもマイナスです。
新しい物を知らない警察官にメリケンサック(古っ!)と誤解されると厄介です。
とりあえずノータッチフックが入手できたので、ウイルスが怖くて引くことができなかった、椅子に付いている謎のレバーを引いてみますかね・・・
おすすめ度
値段が100円だから全然OKだけど、ちょっとバリが気になるのと、水洗いできないのがマイナス1。
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