DAISOの300円商品ですが、炎っぽい光と白色の光に切替できる伸縮式のランタンがあったので購入してみました。
白色は普通のLEDですが、炎っぽい光にするとオイルランタンやキャンドルの炎のようにゆらゆら揺れた光になって、とても癒されます。
メインの照明として使うには少々明るさが足りないかもしれませんが、炎っぽいモードは点灯時間が20時間なので、朝までテント内で点灯させておいても良いかもしれません。
しかも、火を使用しないのでチビッ子が騒いで落としたりしても安全です。
ダイソーには他にも単三乾電池3本で連続使用が約43~48時間の300円6SMDの伸縮ランタンや、同じく単三乾電池3本で駆動し、COBとLEDの切り替えができる200円2WAYハンディランタンなどがあります。
購入場所、価格
COB 炎 / 白切替伸縮ランタン
COB FLAME / WHITE SWITCHABLE EXPANDABLE LANTERN
購入日 2020年4月
販売店 DAISO
メーカー 株式会社 グリーンオーナメント
GREENORNAMENT Co.,LTD.
価格 300円+消費税30円=330円
バーコード4972822710268
NO.71026
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ側面
レビュー
メーカーはLED好きがやたらとそそる商品を出してくる、株式会社 グリーンオーナメントなので300円以上の価値がある事は間違いないと思います。
以前、中の色が確認できる窓がある事に気付かないで購入した商品があったので、今回はしっかり確認して黒色を選んできました。
黒色と緑色があったのですが、黒色を選択したのは緑色が若干安っぽく見えたからです。
本体は、よくホームセンターなどで1000円弱くらいで売られている商品のようなコンパクトなLEDランタンです。
持ち手を上にして吊るせるようになっています。
そのまま持ち手を引っ張って、上にスライドさせると自動的にスイッチが入るようになっています。
高さは約9.5㎝です。
直径は約7㎝でした。
底の部分が電池を入れる蓋になっていて、回して蓋を開けると電池を入れられます。
電池はAAA 1.5V×3本となっているので、単四乾電池が3本必要です。
単四乾電池は、いつものDAISOの5本で100円のハイパワー単四アルカリ乾電池を使います。
単四乾電池を入れたら持ち手を持って上に引き上げれば、スイッチが入って白色のLEDが点灯します。
暗くはないですが、メインの照明として使えるほどの明るさはなさそうです。
小さなテントではメインとして使えるかもしれませんが、テーブルなどに置いてサブ的な使い方になると思います。
下に戻して収納すれば自動的にOFFになります。
そして、もう一度引き出すと炎っぽいモードになります。
ゆらゆら揺れているようにオレンジ色のLEDが点灯します。
明るさは、あまり明るくはありません。
また収納するとOFFになります。
中身が気になったので分解してみます。
※分解や改造することによってメーカーの保証などが無くなり、故障や火災の原因にもなりかねないので、真似をする場合は自己責任でお願いします。
電池を入れる部分にネジが4本あるので、それを外します。
小さいネジなので無くさないようにしましょう。
ネジを4本外すと電池を入れる部分自体が外れます。
そこにはスイッチが付いていて、収納時にスイッチが押されるようになっています。
押されている間がOFFになります。
電池を入れる部分を外すと更に大き目のネジが出てくるので、それを外します。
かなり長いネジになっていました。
長いネジを外すと、大まかに5つのパーツ分かれます。
防水用のパッキンなどは無かったので、雨の日の屋外などの水のかかる場所での使用はやめたほうが良いでしょう。
ここがメインとなるLED部分のユニットです。
LEDのチップなどが乗ったフレキシブル基盤が筒状に巻かれていました。
シンプルな作りですが、思っていたより多くのLEDのチップが搭載されていました。
数えてみると、オレンジ色のLEDのチップが28個と白色のLEDのチップが24個でした。
他の部品を見ていきます。
電源のプラスとマイナスに繋がっているのは、チップコンデンサでしょうか。
680と刻印されている部品は、68Ωのチップ抵抗かな。
それが6個あります。
一番左側の部品は、ルーペで見るとY1と刻印されているようなので、調べてみるとSS8050というSOT23のNPN型トランジスターのようです。
間違っていたらすいません。
真ん中の14ピンのICが心臓部になるのですが、刻印などもないのでマイコンなのか専用に作られたICなのか詳細は不明です。
写真だと大きく見えますが、何故か手元に同じくらいの大きさのTO236の2SC2712トランジスタがあったので1個出してみます。
1個だけ欲しかったのですが40個入りしか売ってなかったので、まだ39個余っているものです。
チップトランジスタは3㎜くらいの部品です。
分解した状態で電池を入れてみます。
分解してあって、収納されていると押されるスイッチが押されていないのでONの状態になります。
白色LEDは普通に全部点灯します。
スイッチを1回押すと炎モードになって、ゆらゆら揺れているようにオレンジ色のLEDが一定のリズムで点灯します。
下から上に行くような感じで点灯します。
動画で見ると分かりやすいと思います。
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まとめ
以前、友人と冬キャンプに行った時に、友人がオイルランタンを準備している間に面倒くさかったのでサクッ仕事用のコードレスランタンを出してあげて、8人用テントだったのですがそれで足りてしまい、友人は雰囲気ねーな―と呟きながらオイルランタンを片付けてたのを思い出しました。
心臓部分がワンチップでも、白色LED24個とオレンジ色LED28個の計52個のLEDがあって税別300円というのはお買い得だと思います。
炎モードではそれほど眩しくなく20時間も連続点灯するので(白色モードは5時間)、キャンプのテント内で何かあった時の為に夜通し点灯させておいても良いかもしれません。
非常用にも単四乾電池と一緒に1セット常備させておきます。
おすすめ度36COBランタンBIGのほうが電池の持ちは悪いですが調光もできて便利です。
明るさが必要な場所では、新しく発売された
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