品薄だったダイソーの500円メスティンが、近所の大型店に大量に山積みされていたので購入してきました。
1合用と少々小さいメスティンですが、ソロキャンプなどで荷物を少なくしたい場合などにピッタリではないでしょうか。
あまりにも普通にメスティンが山積みされていたので、思わず1回通り過ぎてしまいましたよ。
10件くらいダイソーを探しても無かったので諦めていたのですが、やっと念願のダイソーメスティンをゲットできました。
更にtrangiaのメスティンに近いサイズの1.5合用と、ラージメスティンに近いサイズの3合用も最近販売されました!
100均もアウトドアやキャンプ用品が充実してきましたが、まさかシュラフ(寝袋)やハンモックやメスティンまで販売されるとは。(全て100円じゃないけど。)
購入場所、価格
メスティン (ハンドル付)
アルミ飯ごう (ハンドル付)
ALUMINUM CAMPING POT -With Handle-
購入日 2020年7月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.
価格 500円+消費税50円=550円
バーコード 4549131867893
500円アルミ食器 1
500 Yen Aluminum Dishes 1
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
パッケージ横の固形燃料で使用している写真のポケットストーブは、Esbit(エスビット)などの ポケットストーブのような普通の形状ではないので、もしかするとLOGOS(ロゴス)のマイクロステンコンロの下の部分かな?
そろそろ300円くらいでポケットストーブを出しても良いんじゃない?ダイソーさんお願いします。
レビュー
中身はtrangia(トランギア)のメスティンと違い、既にハンドルが取り付けられた状態で箱に入っています。
箱から出した時の印象は、少し小さいかな?って感じです。
1合用です。
取扱説明書にはアルミ飯ごうでのご飯の炊き方が記載されていて、表側にはコンパクトストーブとアルコールバーナー使用時の炊き方があり、
裏側にはシングルバーナー使用時の炊き方と、警告や材質やお手入れ方法などの記載があります。
食器洗い機や電子レンジやオーブンなどは使用できないので注意してください。
蓋は真ん中くらいがピッタリで、それ以外の部分は隙間がある為、蓋だけ持ち上げれば本体の自重だけで蓋を開けられるくらい緩いです。
縁に激しいバリなどは特に無いので、そのまま使用しても問題なさそうですが、念の為軽く紙やすりでもかけておきます。
とりあえず目の前にあった、800番の耐水ペーパーで大丈夫かと思います。
軽く角を落とすだけで良さそうなので、耐水ペーパーですが水に浸さずそのままやすりがけします。
外側と内側をぐるっと数回ずつやすりがげすればOKです。
綺麗に角が落とせました。
メスティン本体の大きさですが、横幅は約145㎜で、
奥行きは約78㎜で、
高さは約50㎜になっていました。
trangia(トランギア)のメスティンスモール TR-210が手元にあったので、ダイソーメスティンと比較してみます。
trangia(トランギア)のメスティンスモールは、ハンドルは取付けられていない状態で箱に入っているので、まずはハンドルを取付けます。
ハンドルを少し広げて、リベット止めされているハンドル取り付け部分の穴に入れるだけです。
trangia(トランギア)メスティンのハンドル取付には、trangia Made in Swedenの刻印があります。
一瞬、ハンドルの向きを間違えそうになるので注意してください。
流石にダイソーのメスティンと違って、蓋の寸法がピッタリなので片手では開けられないくらい蓋がしっかり閉まっていました。
そして、ダイソーの500円メスティンとtrangia(トランギア)のメスティンの決定的に違う部分は、蓋のストッパー部がリブ形状に加工されていて、それによって本体の強度が高められているところでしょうか。
ダイソーメスティンには、そのような加工はされていません。
個体差なのか、こちらもダイソーメスティンと同じくらいバリは少なかったので、軽く紙やすりがけくらいでバリ取りは大丈夫そうです。
他に細かな違いとしては、ダイソーメスティンが3本でリベット止めされているのに対し、
trangia(トランギア)のメスティンはリベットが2本です。
大きさの比較です。
上がtrangia(トランギア)のメスティンで下がダイソーメスティンです。
大きさとしては、trangia(トランギア)のメスティンよりダイソーメスティンが一回り小さいです。
角はダイソーメスティンのほうが丸っぽくなっています。
ハンドルカバーはダイソーメスティンがツヤツヤのシリコンなので細かな埃が付着しやすく、trangia(トランギア)のメスティンはハンドルカバーの材質の記載が無いので材質は不明ですが、艶消しのプラスチックのような素材なので、ダイソーメスティンのように細かな埃が付着することはなさそうです。
高さもtrangia(トランギア)のメスティンよりダイソーメスティンのほうが1㎝くらい低いです。
ハンドルの長さは、trangia(トランギア)のメスティンよりダイソーメスティンのほうが2㎝くらい短くなっています。
大きさがtrangia(トランギア)のメスティンよりダイソーメスティンのほうが小さいので、何とtrangia(トランギア)のメスティンの中にダイソーメスティンを収納することができます。
なので、trangia(トランギア)のメスティンの中にダイソーメスティンを入れて、そのダイソーメスティンの中に小物などを入れて、マトリョーシカ的な使い方が可能です。
しかし、ダイソーメスティンはカニ缶の幅でギリギリくらいなので、それほど多くの物を収納できません。
とりあえず使い始めなのでシーズニングをしておきます。
シーズニングは購入時のアルミの臭いを取ったり、焦げ付きにくくする為の作業なので、基本的には最初に1回だけの作業です。(使っていくうちに焦げがこびり付いて落ちなくなって、焦げ取りタワシなどで内側を削ってしまった場合は、もう一度やったほうが良いかもしれません。)
スキレットやステーキプレートより簡単なので、念の為やっておいたほうが良いです。
まずは食器用洗剤で水洗いします。
お米のとぎ汁を入れて沸騰させるだけなのですが、20~30分くらいやりたいのでアルコールバーナーや固形燃料ではなく、ガスコンロかシングルバーナーが良いかと思います。
ここの家はIHにしてしまったので、出しやすかったカセットコンロを使用します。
いつものイワタニの風まる1です。
現在は風まる2です。
まあ、予想通りダイソーメスティンが小さくて五徳に乗らなかったので、
100均の焼き網を敷きます。
そこにダイソーメスティンを乗せたら、8分目くらいまでお米のとぎ汁を入れます。
火を点けて30分くらい沸騰させて、冷めたら水洗いすればシーズニング完了。
色々な方法があるようなので、このやり方はあくまで参考程度にしておいてください。
シーズニングが終わったので何か料理を作りたいのですが、飯盒でご飯を炊いても全く面白くないので、以前から試してみたかった大勝軒のチャーシューを作ってみます。
「メシ通」さんのサイトにある、「つけ麺の元祖」大勝軒に自家製チャーシューのつくり方を教わってきた【料理人のまかないメシ】の記事を参考にさせていただきました。
大勝軒の特製もりそばが大好きなので、その大勝軒のチャーシューのレシピが、お茶の水大勝軒の店主直伝とあれば1度は作ってみたかったのです。
最近は外食自体あまりしないのですが、時々無性に大勝軒の特製もりそばが食べたくなるので、近場の大勝軒で持ち帰りで買ってきます。
持ち帰りだと家でチビッ子達もゆっくり食べられるので良いのですが、普通の店のつけ麺より量がとても多いので、生麺で買ってくると普通盛り2玉を茹でるのに大きな寸胴を出さないといけないのが欠点です。
本当は大盛りが食べたいのですが、ダイソーのハンモックの耐荷重がギリギリの体重になってしまったので・・・
とりあえず、チャーシューの材料はこれだけです。
長ネギの緑の部分と、生姜と、豚バラ肉と、
日本酒と、
醤油のみです。
みりんは肉が硬くなってしまうらしいので、絶対に入れてはいけないそうです。
レシピより少量なので、分量は適当です。
1時間弱火で煮込むので、キャンプ場ではシングルバーナーやカセットコンロのような弱火を長時間キープできるものになります。
バーベキュー場によっては、カセットボンベの使用が禁止されている場所もあるので注意してください。
今回は家なのでカセットコンロを使用します。
とりあえずダイソーメスティンに肉を入れて、
醤油をドバーっと入れます。
全部浸からなくても途中で裏返すので大丈夫です。
普通の鍋だと醤油が大量に入ってしまうので、なかなかできませんでした。
次に適当に日本酒を入れます。
余った日本酒は、出来上がったチャーシューをつまみに飲むので取っておきます。
レシピだと醤油と日本酒を合わせた醤油タレは、肉の量の3倍となっています。
そこにカットした生姜を入れます。
長ネギの緑の部分をちぎって入れたら下ごしらえの完了です。
長ネギは振る時に手で持つ白い部分ではなく、緑色の部分のみです。
下ごしらえができたら、蓋をして強火で沸騰させます。
沸騰したら蓋を取って弱火にします。
あとは1時間弱火で煮るのですが、30分経過したら肉をひっくり返します。
30分経過しました。
この時点で既に美味しそうです。
食べたい衝動を抑えつつ、肉を裏返します。
ちょっと火が強かったようで、タレがかなり煮詰まってしまいました。
裏返して30分経ちました。
ここで火を止めて、10分そのまま置いておきます。
冷める間に味が染み込むそうです。
味が染み込んだらダイソーメスティンから肉を引き上げて、10~15分くらい冷ましたら完成!
冷まさないと切りにくいそうです。
超美味そう・・・
試食タイム。
ダイソーメスティンだと醤油タレの量が少ないのと、火が少し強かったので醤油が煮詰まってしまって少ししょっぱくなってしまいましたが、肉も硬くならずにジューシーです。
流石に大勝軒のチャーシューには遠く及びませんが、初めて作ったチャーシューとしては上出来です。(自己満足)
ちょっと濃い目の味付けのおつまみとして、料理で余った日本酒なんかじゃ足りませんでした。
残った醤油タレは捨てないで保存し、また醤油と日本酒を足してチャーシューを作ったり、チャーハンや野菜炒めなどに使っても良いそうです。
キャンプやバーベキューの場合、ダイソーのポップコーン原料豆でポップコーンを作れば、肉などが焼けるまでの間のチビッ子達の時間稼ぎもできます。
まとめ
購入時のバリなどはあまり無いので、やすりがけも紙やすりをサッとかければ大丈夫です。
trangia(トランギア)のメスティンの中に入ってしまうので、両方持っていてもあまり荷物が増えません。
trangia(トランギア)のメスティンより少し小さいので、trangia(トランギア)のメスティンがギリギリの五徳だと乗らないかもしれません。
うちは海鮮バーベキューが多いのであまりご飯は炊きませんが、ご飯以外にも色々使えてコンパクトなので、もう1個くらい買っておこうかな。
(8月後半に近所の標準店のダイソーでも入荷していたので、もう1個買っちゃいました。)
大量に入荷してたので、間違ってもフリマサイトやオークションの転売屋からぼられないように。
おすすめ度
チャーシュー大成功。
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