100均でもソロキャンプに便利な固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)がようやく発売されました!
キャンドゥで何と100円(税別)です。
Esbitのポケットストーブのような形状ではないですが、収納時は板1枚なので隙間にも収納可能。
しかし、折り曲げて組み立てるので何度も使うと耐久性に難あり?
ポケットストーブの予備として荷物の隙間に忍ばせておいても良さそうですし、災害時に備えて非常持ち出し袋に固形燃料と一緒に1個入れておくと、いざという時に役に立つかもしれません。(固形燃料は定期的に入れ替えてください。あまり長期間置いておくとパンパンに膨らみます。)
ダイソーでも販売され始めました。
購入場所、価格
折りたたみ式ミニコンロ
FOLDING MINI STOVE
購入日 2021年2月
販売店 Can☆Do
発売元 エコー金属株式会社
価格 100円+消費税10円=110円
バーコード 4991203186348
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
パッケージの写真のように、組み立ては鉄板を折り曲げて使用するようです。
メーカーは100均アウトドアグッズでおなじみのエコー金属株式会社です。
アルコールバーナーや固形燃料の使用時に鍋などを乗せられます。
となっていますが、アルコールバーナーはよほど小さな物でないと無理かと思います。
基本的に固形燃料用になりそうです。
アルコールバーナーならダイソーの燃料用五徳などを使用したほうが良いかと。
耐荷重量の記載がありませんが、パッケージの組み立て方法の下に、
※折りたたみを繰り返し行うことにより、本体が劣化します。製品にガタつきなどがある場合は使用しないでください。
※極端に重い物をのせると折り曲げた部分が戻る恐れがありますので、ご注意ください。
となっているので、使用すればするほど重い物が乗せられなくなるようです。
その前に何度も何度も曲げたり戻したりすれば、折り曲げ部が破断しそうですが。
折りたたみ式ミニコンロの組立前の本体です。
切り抜かれた亜鉛メッキの鉄の板が1枚入っています。
カット面は型抜きされたままヤスリがけなどはされていないので、バリが少しあります。
怪我をしないように気を付けてください。
亜鉛メッキされている表面は、セリアのクッカースタンドなどと同じような仕上がりです。
大きさはパッケージによると15.1×12.2㎝となっています。
実際に測ってみるとしてみると、写真では少し小さく見えますが長辺が15.1㎝で、
短辺が12.2㎝で、パッケージの記載通りの寸法になっていました。
厚みは実測で約0.5㎜くらいかな。
重さは約56gなので、MSサイズの卵1個分くらいの重さです。
組立て方は簡単で、パッケージの組み立て方法にあるようにAとBの4ヶ所を曲げるだけ。
まずはAの2ヶ所を曲げて、
Bの2ヶ所を曲げれば完成。
バリが少しあるので、折り曲げ時に手を切らないように注意です。
足が垂直に曲げられなくて見た目は少々頼りないですが、思ったよりしっかりしています。
ダイソーで売っている300円のミニストーブや、よくある固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)はこんな感じの折りたたみ式です。
高さは曲げる角度で変わってしまいますが、約57㎜でした。
底から床までは約20㎜離れているので、ミニコンロを置いた下がそんなに熱くなることはなさそうです。
逆に固形燃料を置くところから鍋などの底までの距離が約38㎜なので、使用する固形燃料の高さによっては近いかな?
組み立てた時の幅は約103㎜で、奥行きは約85㎜でした。
とりあえず、最近シングルバーナーばかり使用していて出番が少なくなってきたダイソーの25gの固形燃料が1個余っているので試してみます。
パンパンに膨らんでいますが大丈夫でしょう。
このダイソーの25gの固形燃料は大きさ的に1個しか置けません。(1個しか無かったけど、どう見ても2個は無理。)
少々頼りなさそうな見た目なので、強度を試してみましょう。
うちではメスティンでご飯を炊く時くらいしか固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)を使わないので、ダイソーの500円メスティンに水を入れて置いてみます。
サイズ的にも強度的にも問題はなさそうです。
しかし、パンパン固形燃料25gだとメスティンの底に固形燃料の膨らんだ部分が当たっています。
やはり少し近いか?
まあ、火を点ければ普通の大きさに戻るでしょう。たぶん。
次に重量物になりそうな水を入れたキャンピング鍋セットの鍋です。
1リットル近い水が入っています。
鍋の重さも入れると1㎏以上はあると思います。
1セット持っていると便利です。
ちょっとグラつくけど、あまり動かさずにお湯を沸かしたりするには問題なさそう。
25gの固形燃料1個でこの量のお湯を沸かせるかどうかは試したことがありませんが。
とりあえず、今日の食事も兼ねてダイソーの500円メスティンでキャンプでも簡単にできる炊き込みご飯でも炊いてみます。
固形燃料ストーブ(ポケットストーブ)を使ってメスティンでご飯を炊くと、火力調整しないですむので楽ちんです。
まずはといだお米に水を入れます。
調味料などを入れるので、気持ち水は少な目にしておきます。
そこに炊き込みご飯の主役のダイソーのツナ缶の登場です。
別にダイソーのツナ缶でなくても良いですし、オイルハーフでなくても良いです。
単にこれしかなかっただけです。
ツナ缶の汁ごとお米に投入し、家なのでみりん、出汁つゆ、醤油、塩などを適量(適当)入れます。
キャンプ場ではツナ缶と醤油と塩だけでも、まあまあ普通に食べられると思います。
そのまま蓋をして30分以上放置して、お米に水を吸わせます。
30分経ちました。
お米が覆われたツナで見えないので、状態は分かりませんが時間の都合上良しとします。
固形燃料に点火しミニコンロにメスティンを乗せたら、重し兼おつまみの温めを兼ねて焼き鳥缶を蓋の上に装備。
パンパンに膨らんだ固形燃料だと、点火するとプシューっとなりますがよくあることです。
そのまま固形燃料の火が消えるまで待ちます。
緊急事態以外、赤子が泣いても蓋を開けてはいけません。
火を使っているので、この部屋に赤子はいませんが。
時間は見ていませんでしたが、固形燃料の火が消えました。
固形燃料の火が消えて炊き上がったら、15分くらい蒸らします。
熱いので火傷に注意しながらメスティンを上下逆さまにし、タオルなどに包んで15分保温します。
テーブルでの作業だったので、念の為キャンピング鍋セットの鍋の蓋兼フライパンをミニコンロの下に敷いていたのですが、全然熱くなっていませんでした。
15分蒸らしたらツナ缶の炊き込みご飯の完成。
おこげが美味いんだなこれが。
おつまみ用焼き鳥缶も固まっているコラーゲンが溶けて、絶妙な温まり具合です。
ミニコンロは使用後冷めるまで待って、
曲げてある部分を元通りに伸ばせば、1枚の板に戻ってコンパクトに収納することができます。
もちろん、このミニコンロで最近発売されたセリアのミニ鉄板も使えます。
もし、焼き網を使いたい場合はダイソーのミニサイズの焼き網がピッタリです。
12㎝の丸型と11㎝×11㎝の角型の2枚入って100円(税別)です。
11㎝×11㎝の角型。
直径12㎝の丸型。
どちらもOK!
おまけ。
20㎝の大き目のスキレットです。
1㎏までのキッチンスケールでは一瞬でエラーになる重さがあります。
リサイクルショップで未使用品が500円だったのでとりあえず買ってしまったのですが、ダイソーの300円スキレットと200円スキレットでほとんど足りてしまうので、未だにシーズニングもせずに放置してあるものです。
食材も入れていない状態で、なかなかのグラグラです。
倒れはしませんが、この重さのものは止めておいたほうが良さそうです。
まとめ
普通に固形燃料のコンロとしては使い勝手も良く安価で良いです。
固形燃料の下に20㎜の空間があるので、そのままテーブルの上でも使えそうなので便利です。
実際に使用してみた時の注意点としては、ダイソーの固形燃料はアルミホイルに包まっているので良いですが、アルミホイルに包まっていないタイプの固形燃料で、下にアルミホイルを自分で敷く場合は空気穴に注意です。
アウトドア用に風よけの為でしょうか空気穴の大きさが比較的ギリギリのようで、アルミホイルが少しでも空気穴を塞ぐようになってしまうと火力がかなり弱くなってしまいました。
一番の問題は耐久性で、まだ2~3回くらいしか使用していないので全く問題はありませんが、鉄板を曲げたり戻したりするので使っているうちに間違いなく曲がっている部分は弱くなっていきます。
果たして何回くらい使用する事ができるのでしょうか?
その後も何度か使ってみましたが、アルミホイルを敷かなくてもやはり火力が少し弱いです。
説明書きのAの部分を垂直ではなく、少し開いて使用すると火力が強くなりました。
Aの部分を開くと風に弱くなってしまうので、その場合は素直に風よけを使用しましょう。
クッカースタンドのように別々のパーツを組み合わせる方式のほうがよかったのでは?
コメント
今日ダイソー行ったら全く同じものが売ってました
キャンドゥだけじゃないんですねこれ
説明にも書いてある通り繰り返し使えないけど100円ならいっかと言うことで買ってみました
私も数日前にダイソーで見かけたのですが、このキャンドゥのミニコンロを何個か買ってしまったのでダイソーの商品は購入してきませんでしたが、やはり全く同じ物でしたか。
ダイソーにはEsbitのような折りたたみ式のポケットストーブが330円で販売されていたので、そちらのほうが使い勝手は良さそうです。