ダイソーから使い捨てではない、繰り返し使える普通のバーベキューグリルが発売されました。
2~3人用の小型のBBQグリルですが、脚もたためて比較的コンパクトなので持ち運びにも便利です。
小人数でのキャンプやBBQ、ちょっとグリルが足りない時のサブ的な使い方ができそうです。
価格は1000円+消費税100円=1100円となっています。
本格的なバーベキューシーズン到来前に1つ準備しておいても良いかもしれません。
購入場所、価格
ミニBBQグリル
mini BBQ GRILL
購入日 2021年6月
販売店 DAISO
メーカー サイバートレーディング株式会社
CYBER TRADING CO., LTD.
価格 1000円+消費税100円=1100円
バーコード 4573150333084
UC8-KT504(C/B)
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
メーカー(輸入元?)は、またしてもカッティングシートやアウトドア用コーヒーミルなどと同じサイバートレーディング株式会社です。
価格は1000円+消費税100円=1100円となっています。
使用人数は2~3人用で、木炭目安は1~2㎏となっています。
パッケージに記載されている大きさは、幅約35㎝、奥行き約27㎝、高さが約16㎝です。
大きさ的には卓上BBQグリルサイズです。
中身を見ていきます。
BBQグリル本体ですが、写真では歪んでいるように見えますが、鉄板の曲げが甘いのかスポット溶接の精度が悪いのか、実際に少し捻じれていました。(不思議な事に1回使用したら直りましたが。)
消耗品になる焼き網ですが、付属しているのは1枚だけです。
購入したダイソーでは、全く同じ大きさの焼き網は販売されていませんでした。
後に気付いたのですが、この焼き網の寸法には要注意です。
焼き網自体は、普通に100均で販売されているレベルのしょぼい焼き網です。
焼き網の横の長さは約34.5㎝。
縦の長さは約26㎝です。
こちらは炭を置く為の炭床です。
スチールに亜鉛メッキが施されています。
山型で波板のようになっています。
4ヶ所穴が開いているのですが、結局何に使用する穴なのかは分かりませんでした。
炭床の横の長さは約30.7㎝。
縦の長さは長い方で約22㎝。
何故「長い方で」と付けたかというと、左右の長さが違うからです。
まあ、使用するのに問題はありません。
ミニBBQグリルの本体です。
材質はスチールとしか記載されていませんが、耐熱塗料が塗られているのもと思われます。
ペラペラの鉄板なので少し捻ると歪みます。
ミニBBQグリルの横の長さは約35㎝。
縦の長さは約36.7㎝。
脚をたたんだ状態での高さは約9㎝でした。
組み立て方法には取っ手を差し込んで取り付けます。となっていましたが、最初から取っ手が取り付けられていました。
ミニBBQグリルの裏側です。
脚がたたまれています。
実際に使用する時は左右の脚を起こして使用します。
脚をセットして置いてみましたが、そんなにグラつくこともなく普通に使用する分には倒れることはなさそうです。
ミニBBQグリルと地面までの距離は思ったよりありますが、もし卓上として使用する場合は下に耐熱性と断熱性のある板でも敷いておかないとテーブルが熱でダメになりそう。
ミニBBQグリルと地面までの距離は約8㎝でした。
空気穴は直径約35㎜の穴が左右2個ずつで計4ヶ所。
炭床をセットしてみます。
炭床自体はミニBBQグリルに直に置くようです。
脚の棒が内側にかなり出ているので、そこに乗せて浮かせられるのかと思ったらそこまで届きませんでした。
そしてこのミニBBQグリルの焼き網の乗せ方のポイントとして重要な所は、上から乗せるのではなく前から差し込むようになっているところです。
ズレなくて良いという利点もありますが、全く大きさの同じ焼き網を入手しないとダメです。
焼き網は消耗品なので、同じ大きさの焼き網が入手できないと結局大き目の焼き網を買って上から乗せて動かないように焼き網ストッパーで止めて使うようになってしまいます。
それではせっかく前から入れるメリットが無くなります。
炭を移動したりする為には焼き網をスライドさせて上から炭を動かさないといけない構造なので、もし上から焼き網を乗せただけだと焼き網をずらした時に焼き網ごと落としてしまう危険があります。
ちなみに、このミニBBQグリルを購入したお店では、この焼き網と同じ大きさの焼き網は販売されていませんでした。
ダイソー以外で同じ1000円くらいの価格帯では、キャプテンスタッグからヘリオン バーベキューコンロというのが販売されています。
幅はダイソーのミニBBQグリルよりありますが、収納時の厚みが薄いので収納場所にあまり困らず重宝しています。
現在、家BBQのメインコンロとして使っています。
これも2~3人用くらいの大きさですが、大人2人と子供2人の我が家ではこれで十分です。
たたむとかなり薄くなります。
その代わりに高さも低いので、卓上では使用できず完全に地面に置いて使用するようになります。
浅いので強風には弱そうですが(強風時に使用したことはないので)、焼き網を動かさないでも横から炭を弄れます。
何度も使用していますが、アルミホイルを3重にして敷いて使用しているのであまり汚れていません。
アルミホイルを敷いておくと片付けも楽ちん。
脚も穴に嵌って固定されるようになっているので、地面に置いて使っている時に足を引っ掛けてしまっても多少の事では倒れません。
焼き網は最初から付属の焼き網を使用しないで、ダイソーで購入した焼き網を使っています。
既に2枚目の焼き網です。
100均で簡単に入手できる焼き網が使えれば、焼き網を洗うのが面倒なら使い捨てでも良いですし。
ちょっと大きいですが、
ダイソーの焼き網ストッパーを使えば、
焼き網がズレてしまう心配もありません。
もう1つ同じ1000円くらいの価格帯で有名なのがこちらのNorth Eagle ステンミニBBQ Soloではないでしょうか?
この時期に購入すると高いようですが、普通に購入したら1000円くらいでした。
名前の通りSoloキャンプ用のBBQグリルですが、ここの家では火起こし用に使っています。
火起こし器を買いに行ったら、これが火起こし器より安かったので。
火起こしでガストーチで炭を炙っても、耐熱塗装ではないので塗装が溶けたりしません。
大きさは約23cm×約16㎝なので、BBQで使うなら完全に1人用です。
今までは火起こし器としてしか使用していなかったので焼き網は未使用でしたが、最近は焼き鳥器として活躍しだしてきたので焼き網がかなり傷んできました。
この前ホームセンターに行ったら焼き網が200~300円くらいで売っていたので、2枚購入しておきました。
コンパクトさを重視するならこれ。
コールマンのパックアウェイグリルです。
昔、数人集まった時のバーベキューは付属の鉄板で焼きそばを作るとペコンペコンと反ってくるホームセンターの安い4人用のバーベキューグリルを使っていましたが、子供ができる前までのパパとママの2人のバーベキューではこれ一択でした。
炭と焼き網までの距離がちょっと遠めなので、じっくり焼くことができます。
小さくてパーツごとに分かれているので、事務所のミニキッチンのような小さなシンクでも洗えます。
現在はパックアウェイグリル2になっているようです。
収納ケース付きで、かなりコンパクトなので持ち歩きにとても便利です。
コンパクトな分、組み立てが少し面倒なのと、水色が汚れやすいのが玉に瑕。
しかも、付属の焼き網に致命的な欠点があって、網が膨らんでいてBBQグリルの縁にピッタリの高さなので、焼いている途中に破裂したウインナーが転落する事故が多発してしまいました。
そこで付属の焼き網の使用を直ちに中止し、ホームセンターの280㎜の焼き網を使うようにしました。
これがジャストフィット。
それ以来ウインナーの転落事故も一切無くなりましたとさ。
最後に紹介するのはこちら。
新型コロナ騒動以前の2年くらい前に購入したものですが、1~2人用くらいのBBQコンロでは最強のバーベキューコンロ。
コンパクトさと重力を一切無視するのであれば、もうこれ以外に1~2人用のBBQコンロの選択肢はありません。
その名もバーベキューコンロ 小 (帯広)。
刑務所で受刑者の方が職業的な技術を習得する為に作られたものなので、コストなどは無視して使っている材料などが半端ないです。
何が凄いかって?
鉄の厳つい超本格的な躯体に、もう業務用と言っても過言ではないくらいのガッチリした焼き網と、厚み2.3㎜の鉄板まで付いていて4000円くらいの値段ですよ?
某有名キャンプ用品メーカーでこのレベルなら万単位です。
はっきり言いて、これはもう一生もの。
溶接もしっかりしてあり、空気穴もスライド式。
炭受けも引き出し式なので、掃除も楽にできます。
炭床も鉄を溶接して作ってあって、これだけでもなかなかの重さです。
そして、この鉄板に一目ぼれして購入してしまいました。
イベント会場だったので駐車場までかなり離れていて重量物を買う予定はなかったのですが、この鉄板にホレて衝動買いしてしまいました。
いやー、この鉄の塊を持って駐車場まで行くのは大変でしたよ。
厚みは2.3㎜とそれほど極厚ではないですが、それでもなかなかの厚みです。
普通にこの厚みの鉄板だけでも数千円はするのではないでしょうか?
焼き網を立てておくこともできます。
持ち手も付いていますが、兎に角重い…
質問
Q:2年も前に購入してあるのに何故シーズニングもしてない未使用なのですか?
A:それは、腰痛がなかなか良くならなくて、この重さのものを持ち歩くのが辛いからです。
話はダイソーのミニBBQグリルに戻ります。
緊急事態宣言中なので、本日は家キャンプです。
おやつにポップコーンを食べたチビッ子がテントの中のダイソーのシュラフ(寝袋)で寝かかっているので早めの晩飯にしましょう。
メインのバーベキューをこのミニBBQグリルで始めます。
まずはグリルの底にアルミホイルを3重に敷きます。(3重くらいにしないと穴が開きます。)
これをやっておくと掃除がとても楽になります。
炭床にも同じようにアルミホイルを3重に敷きます。
炭と着火剤はダイソーです。
着火剤の上に炭を乗せます。
本来はアルミホイルを敷いた場合はガストーチを使うとアルミホイルが溶けてしまうので別のところで炭に着火させるのですが、チビッ子が寝そうで雨も降ってきそうな雲が出てきたので、そのままガストーチで火を点けます。
※ダイソーのガストーチは自己回収になっているので絶対に使用しないでください!
このバーナーはニチネンです。
時間の都合上、送風機を使用します。
ちょっと炭が少ないですが、火がかなり安定してきました。
焼き網をセット。
食材を乗せます。
個人的にはホタテは刺身で食べたかったのですが、まだ生の貝は下のチビが食べられないので焼きます。
(パパは貝柱より貝ヒモが好きです。)
肉はパパの希望で、同じ部位の中で脂の一番少ない肉をチョイス。
炭が少ないので火力が弱いですが、だんだん焼けてきました。
送風機を使って火力アップ。
いい感じに焼き上がりました。
肉が大きいのでカットするのですが、そんな時はこのダイソーの抗菌カッティングシートを使い捨てのまな板代わりに使用すれば洗い物を減らすことができます。
必要な長さをカット。
普通に包丁でカットしたくらいでは簡単に破れなかったので、テーブルの上でそのまままな板として使います。
うわー、超美味しそう。
包丁は前回のシールキャンペーンの時のvivoのフルーツナイフですが、砥石で研ぐとメッチャ切れます。
あ、今回のシールキャンペーンも三徳包丁とシェフナイフの両方分のシールくらいは軽くあるんだよな…
しかも、近所の大型店のダイソーは大型店なのに超混雑しないと普通のレジは1台しか動かさないから、セルフレジで10枚くらいシール貰い忘れてるし。
最近は1000円ものとかが多いから、いったい幾らダイソーで使ったんだろう…?
バーベキューが終わったらアルミホイルごと炭を火消し壺に入れて、念の為に蓋をして一晩外に置いてから処分します。
炭床はガストーチを使ったのでアルミホイルに穴が開いて少し汚れてしまいましたが(真ん中の黒いのは穴ではなく汚れです)、変色はしましたが変形などはありませんでした。
ミニBBQグリル本体も変形や変色なども無く、アルミホイルを敷いていたので炭の粉はありますが脂汚れなども全くありませんでした。
これならタワシでゴシゴシ擦るのは焼き網だけなので掃除が簡単。
まとめ
大人2人と食べ盛りではない子供2人くらいだとピッタリの大きさです。
まあまあコンパクトなので、それほどは邪魔になりません。
ミニBBQグリルの本体の作り自体はよくある安価なバーベキューグリルといった感じです。
構造的に炭を横から弄れないので、炭を動かしたい場合は焼き網をスライドさせて上から弄るようになります。
付属の焼き網ならスライドさせても差し込んであるので途中で止めても大丈夫ですが、もし付属の焼き網がダメになって少し大きな焼き網などを使うと、差し込めなくなるので焼き網ごと落としてしまうかもしれません。
消耗品となる焼き網が、同じ大きさのものが簡単に入手できないとちょっと不便かな。
悪くはないけど、同じくらいの値段と人数ならキャプテンスタッグ ヘリオンバーベキューコンロに軍配が上がる。
コメント