<重要>2020/10/23の日付にて、ダイソーのホームページ上に自主回収のお詫びとお知らせがあります。
※危険なので絶対に使用せずに回収してもらってください。
ダイソーから安価なCB缶が使えるガストーチ(バーナー)が500円で販売されていました。
ライターやマッチ無しでも点火できて便利そうですが、傾けや逆さ使用禁止なので注意が必要です。
最近、ニチネンのKT-402Rを購入したばかりなのに…
近所の大型店のダイソーに朝一番に行ったのですがラスト2個だったので、売切れる可能性が高いと思われるので見つけたら即買いしといたほうが良いかもしれません。
青色と黄色があるようですが、この時は黄色しか売っていませんでした。
ダイソーのガストーチは屋外専用となっているのでキャンプやBBQなどのアウトドアで使用して、ニチネンのKT-402Rはお料理用となっているので刺身炙り専用にしますかね。
購入場所、価格
CAMPING KIT ワンタッチガストーチ
購入日 2020年7月
販売店 DAISO
メーカー (株)大創産業
DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.
価格 500円+消費税50円=550円
バーコード 4549892506253
500円ガストーチバー No.1
500 Yen Gas Torch No.1
MADE IN CHINA
パッケージ
パッケージ
パッケージ裏側
レビュー
流石に100円ではなく500円商品ですが、CB缶が使えるトーチバーナーは普通2,000円くらいはするので格安です。
屋外専用なので屋内では使用しないでください。
傾けや逆さ使用禁止なので、バーベキューの炭の火起こしや刺身炙りなどでは大丈夫だと思いますが、はんだ付けやロウ付けやパイプ曲げなどで使用する場合は注意が必要です。
ダイソーのガストーチ売り場にも傾け・逆さ使用禁止と張り紙がしてあったので、かなり危険と思われます。
電子ライターのように点火できるので、マッチやライターは不要です。
本体を見ていきます。
作りはプラスチックパーツが多いので、工事用のガストーチと比べるとチャチさはありますが、コンパクトなのでキャンプ用品入れに入れておいても邪魔にはなりません。
CB缶のガスボンベを接続する部分は、カセットコンロのようにマグネット式ではなく捻って固定するタイプになっています。
勿論、CB缶専用なのでOD缶は使用することはできません。
炎の出る先端部分は真鍮でできているようで、その横には電気の火花が出る芯が出ています。
火花が出る芯は細めなので、落としたりして火花が飛ばなくなった場合はここを調整するようになると思います。
先のステンレスの筒部分は長さが約61㎜くらいで、直径が約20㎜くらいでした。
後ろのダイヤルで炎の強さを調整します。
押し込むとカチッと音がして先端に火花が飛んで着火します。
ニチネンのお料理用トーチバーナーKT-402Rと比較してみます。
上がダイソーのワンタッチガストーチで、下がニチネンのトーチバーナーKT-402Rです。
ニチネンのKT-402Rは刺身を炙りまくっているので、先端が魚の脂で焦げてます。
おすすめの刺身の炙りは、鯛(養殖)とサンマです。
2,400円と500円のガストーチを比べるのは酷ですが、ダイソーのワンタッチガストーチもニチネンのトーチバーナーも、作り自体はそんなに変わらないような気がします。
しかし、持ってみると重さが全然違います。
ダイソーのワンタッチガストーチより、ニチネンのトーチバーナーのほうがズッシリと重いです。
中の金属部品がKT-402Rのほうが多いのかもしれません。
先の筒も少しダイソーのワンタッチガストーチが若干短く細いです。
炎の出る部分の基本的な構造は両方共同じような感じですが、左のKT-402Rには細いパイプが入っています。
カセットボンベを接続する部分は、両方共外側と内側の部品があって、捻ると内側の部品が外側の部品を押し広げてガスのカセットボンベを固定する構造になっていますが、ニチネンのトーチバーナーKT-402Rは内側の部品がプラスチックで外側の部品がアルミになっているの対し、ダイソーのワンタッチガストーチは反対に内側の部品がアルミで外側の部品がプラスチックになっています。
その爪のようになっているプラスチックの部品が曲がって広がるのですが、厚みがあまりないので耐久性に若干不安があります。
逆にダイヤルは、ダイソーのワンタッチガストーチが開閉の向きがダイヤルと一緒に成型されているのに対し、ニチネンのトーチバーナーKT-402Rのダイヤルの開閉の向きがシールで貼ってあるので、剥がれてしまう可能性があります。
まあ、どちらも時計回りが閉で、反時計回りが開なので無くとも問題はなさそうですが。
ニチネンのトーチバーナーKT-402Rはプレヒート(予備加熱)を行うことによって約30秒間逆さ使用ができるそうです。
逆さに使用する機会がなかったので、1度も試したことはありません。
実際にダイソーのワンタッチガストーチを使ってみます。
カセットボンベは災害用(と、バーベキュー用)に必ず3本入り×3セット=9本以上をストックしているニチネンのマイボンベです。
以前、台風に備えて近所のお店でカセットボンベが全て売り切れやぼったくり価格で販売していても、秋葉原のとあるお店で通常価格3本税別250円で普通に大量に販売されていたので、現在でもそこでほとんど購入しています(通販)。
カセットボンベの切り欠きとガストーチの出っ張りを合わせて差し込みます。
グッと差し込んで、黄色い本体部分を時計回りに捻ればカセットボンベがロックされます。
ちょっと固めなので、最初は壊れないか恐る恐る回しました。
カセットボンベを装着したら、ダイヤルを反時計回りに少し回してガスを出し、ガスが出たらダイヤルをカチッと鳴るまで押して点火します。
バーナーの炎は思ったより強いですが、音もなかなかの音がします。
火力はなかなかありそうです。
こちらはニチネンのトーチバーナーKT-402Rの炎です。
ダイソーのワンタッチガストーチより勢いが少し弱い感じです。
しかし、音がすごく静です。
最近はこればかり使っていたので、ダイソーのワンタッチガストーチが少しうるさく聞こえます。
ついでに仕事で全く使用しないのですが何故か家にある、工事用のガストーチのREX ABT-22と比べてみます。
これはCB缶は使用することはできません。
しかし、工事用のプロ用なので逆さまでも全く問題なく使用することができます。
ボンベが高価なのが欠点ですが。
写真ではあまり強力そうに見えませんが、ダイソーのワンタッチガストーチやニチネンのトーチバーナーKT-402Rとは比べ物にならない程強力です。
最高温度もニチネンのトーチバーナーKT-402Rが約1200℃、ダイソーのワンタッチガストーチが約1300℃に対し、REX ABT-22は約1600℃と300~400℃も高温です。
その代わり、音も半端なく激しいので、今までバーベキューの火起こしでニチネンのトーチバーナーKT-402Rを買うまではこれを使用していたのですが、チビッ子が音にビビッて逃げていくくらいでした。
パワーもあるので火起こしすると炭が弾けすぎて、革手袋無しでは火傷しまくりでした。
ニチネンのトーチバーナーKT-402Rは、程よいパワーなので革手袋無しでも炭の火起こしは可能です。
ダイソーのワンタッチガストーチも今度BBQの火起こしで試してみます。
まとめ
温度としては、
ニチネン トーチバーナーKT-402Rが約1200℃
ダイソー ワンタッチガストーチが約1300℃
REX ABT-22が約1600℃
と、料理用のバーナーより少し高温で、工事用バーナーより低温ということになります。
耐久性に若干不安要素がありますが、最高温度が約1300℃なので、料理用トーチバーナーの1200℃より火力はありそうです。
逆さまに使用する可能性がある場合は購入してはいけませんが、アウトドアで逆さまで使用することはあまり無いと思うので、500円だったらBBQ専用としても良いのではないでしょうか?
ハッキリ言って、もし見つけたら絶対に購入しておいたほうが良いアイテムだと思います。
ダイソーメスティン並みに品薄になりそうな予感です。
自主回収なので現在販売されていません。
既に購入して、まだお持ちの方は使用せずにダイソーに持っていってください。
自主回収なので使用しないでください!
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